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次世代「ニンテンドーDS」に搭載される予定の新機能を任天堂の社長が明らかに


スマートフォンなどの携帯機器で130時間におよぶ音楽再生やHD動画の再生、1080pのHDMI出力などを実現するNVIDIAの低消費電力・超高性能な「Tegraプロセッサ」をさらに強化した第2世代モデルが搭載される可能性があることも取りざたされている、任天堂の次世代「ニンテンドーDS」ですが、搭載される予定となる新機能を任天堂の社長が明らかにしました。

あくまで次世代ニンテンドーDSは開発途中であるため、最終的に搭載される機能となるのかどうかは不明ですが、いったいどのようなものになるのかという手がかりにはなりそうです。

詳細は以下から。
asahi.com(朝日新聞社):DS接続サービス拡大へ 任天堂社長「Wiiは再加速」 - PC・ゲーム - デジタル

朝日新聞社が任天堂の岩田聡社長に対して行ったインタビューによると、任天堂は現在マクドナルドの店舗で提供されているニンテンドーDS向け無線LANサービス「マックでDS」と同様のサービスを、マクドナルド以外の店舗でも利用できるようにする意向であるそうです。

また、現在任天堂の社内で開発を進めているニンテンドーDSの後継機種について、岩田社長は「高精細な映像表示や、遊ぶ人の動きを読み取るセンサー機能が必要条件になる」と述べたものの、同機種が2009年にアメリカで過去最高となる売り上げを記録したことなどを挙げて、発売時期については明言しなかったとのこと。


なお、AppleのiPhoneのように携帯電話の回線を利用してインターネットに接続する機能については、毎月料金を支払う仕組みはゲームと相性が悪いとして、ニンテンドーDSの後継機種でも導入しない考えを示したとされています。

プレーヤーの動きを読み取るセンサー機能というのが、Wiiリモコンのようなセンサーを本体に搭載することで実現するものなのか、マイクロソフトがXbox360向けに開発した「Project Natal」のように、カメラなどを用いてプレーヤーの動きを認識するものになるのかは不明ですが、少なくともプレーヤーの動きをゲーム内にリアルタイムに反映させた上で、高精細なグラフィックを処理するためには、高性能なプロセッサが必要になると思われます。

つまり次世代ニンテンドーDSに搭載されるプロセッサは、NVIDIAのTegraプロセッサの第2世代モデルや、ソニーの次世代PSPへの採用候補として挙げられているイマジネーションテクノロジーズ社のグラフィックチップ「PowerVR SGX543」といった高性能なものになる可能性があるという話は、有り得ないわけではないということのようです。

処理性能などのパフォーマンスもさることながら、高性能なプロセッサを搭載したことで、携帯ゲーム機の要であるバッテリー持続時間がどうなるのかといったことについても非常に気になります。

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in ゲーム, Posted by darkhorse_log

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