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SSDの価格が劇的に値下がりする時期は?メーカー各社が見通しを明らかに


高速なデータ転送速度や低い消費電力などから、フラッシュメモリを採用した記録媒体「SSD」がこれまで主流となっていたHDDに代わる記録媒体として期待を集めていますが、500GBモデルの2.5インチHDDが7000円ほどであるのに対して、512GBモデルの2.5インチSSDの販売価格が18万円ほどであるなど、コストパフォーマンスの面でHDDに大きく遅れを取っています。

そんな中、SSDが劇的に値下がりする時期について、フラッシュメモリメーカー各社が見通しを明らかにしました。


HDDを買うかSSDを買うかで迷っている人は参考にしてみるのもいいかもしれません。

詳細は以下から。
Ramp-up of 20nm nodes may accelerate SSD adoption in PCs in 2011

この記事によると、A-DataやJMicron、Silicon Motionといった中国および台湾のフラッシュメモリ製品を手がけるメーカー各社の最高経営幹部などを交えたシンポジウムが11月24日から25日にかけて台湾で行われたそうです。

パネルディスカッションではメーカー各社がSSDの将来的な普及の見通しについて、主なフラッシュメモリメーカーが従来よりもさらに微細化された20nmの製造プロセスを採用することで、フラッシュメモリの価格が著しく下落する2011年までは本格的な普及は見込めないと予測しています。

東芝が32nmプロセスを採用することで、従来の2.5インチタイプSSDより体積比で約7分の1、質量比で約8分の1の小型化に加えて、消費電力比で2分の1の省電力化を実現したSSDを10月から量産していますが、製造プロセスのさらなる微細化によって、今よりもさらに体積と質量が小さくなった上に、消費電力も低減された非常に安価なSSDが2011年に登場することになるようです。

要するに2011年までSSDは徐々に値下がりすることはあっても、劇的に値下がりすることはなさそうです…。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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