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HIV・新型インフルエンザ・エボラ出血熱などのウィルスを超巨大化してしまったぬいぐるみ


漫画「もやしもん」などの影響もあり、デフォルメされた菌やウィルスのマスコットは日本でも登場していますが、アメリカやイギリスでは最近猛威をふるっている新型インフルエンザ(H1N1)ウィルスを含めHIVやヘルペス・エボラ出血熱などさまざまなウィルスやバクテリアをかわいいぬいぐるみにした「GIANTmicrobes」というおもちゃが登場し、教育的効果もあって医療従事者や学生、子どもたちの間で人気を博しているそうです。

詳細は以下から。GIANTmicrobes

Giant Microbes: Soft toy versions of bacteria and viruses such as HIV, Herpes, Swine Flu and Ebola - Telegraph

バクテリアやウィルスを数百万倍に巨大化し、目や口をつけたぬいぐるみ「GIANTmicrobes」シリーズは7.95ドル(約700円)で販売されていて、小型バージョンが3つペトリ皿に入ったセットは12.95ドル(約1150円)、全長が「GIANTmicrobes」の3倍の「GIGANTICmicrobes」シリーズは24.95ドル(約2200円)となっています。それぞれ、本物のバクテリアやウィルスについての基本情報と顕微鏡写真が付属するそうです。

ぬいぐるみのメーカーによると「学習の役に立つほか、ユーモアのセンスのある人へのプレゼントにも最適」とのことで、それぞれのぬいぐるみが表すウィルスや菌による病気にかかった人へのお見舞いとしても人気があるそうです。「GIANTmicrobe」のイギリスでの販売を担当するJames Pritchard-Barrett氏は、「このおもちゃの人気はパンデミックのように広がっています。子どもだけでなく医療従事者や医学生の間でも人気です。医師が説明する際に患者の緊張をほぐすことができ、環境衛生官が衛生の大切さを説くのにも役立ちます」と語っています。

伝染性単核球症(通称「キス病」)の原因となるエプスタイン・バール・ウイルス


新型インフルエンザ(A型インフルエンザウイルスH1N1亜型


大腸菌。ぬいぐるみは子どもに親しみやすいように目や口をつけ、かわいらしく仕上げられています。


上の大腸菌のぬいぐるみに付いてくる顕微鏡写真。


赤痢菌


クラミジア


ミニサイズが3つペトリ皿に入ったバージョン。


炭疽菌


性器ヘルペスの原因となるHSV-2(単純ヘルペスウィルスの2型)。ヒマワリか擬人化された太陽のようです。


エボラ出血熱の病原体エボラウイルス。


エボラウィルスの顕微鏡写真。


水痘・帯状疱疹ウイルス。英語では水痘は「Chickenpox」と言うため、子どもにも連想しやすいようにぬいぐるみはニワトリに似せてデザインされています。


ミニサイズはヒヨコなので黄色、ということはないようです。


結核菌


梅毒の病原体梅毒トレポネーマ


ヒト免疫不全ウイルス(HIV)

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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