日本人女性を模したリアルなロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」とVOCALOIDが合体、まるで実際に歌っているかのような実演デモ
昨日から幕張メッセで行われている家電業界の見本市「CEATEC JAPAN 2009」において、日本人女性の平均値を参考にして作った身長158cm、体重43kgのリアルなロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」が実際に歌う様子が披露されました。
「初音ミク」などで一躍有名となったヤマハの音声合成技術「VOCALOID」を採用しているだけでなく、歌に唇の動きが合っているほか、リアルに表情を変化させるなどしており、まるで本当に歌っているかのような臨場感が生まれています。
歌っている様子などは以下から。
ヤマハのブースでVOCALOIDの説明が行われていました。話題となった「初音ミク」をはじめとして、対応製品が続々と登場しています。
今回行われるのは「HRP-4C 未夢(ミーム)」とVOCALOIDを組み合わせたデモです。
これが日本人女性の平均値を参考にして作られたという女性型ロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」
まずは1曲目の「涙そうそう」です
YouTube - 「HRP-4C 未夢(ミーム)」が歌う「涙そうそう」
2曲目は「ハナミズキ」。なぜか関西弁になっています。
YouTube - 「HRP-4C 未夢(ミーム)」が歌う「ハナミズキ」
そして最後に「DIAMOND」を歌っていました。
YouTube - 「HRP-4C 未夢(ミーム)」が歌う「DIAMOND」
なお、VOCALOIDについては、今後よりいっそうリアルな表現ができるようになる研究開発が行われるほか、ロボットなどにVOCALOIDを組み込むことも視野に入れられているそうです。
・関連記事
CEATEC JAPAN 2009開幕、全記事一覧まとめ - GIGAZINE
まさに離れ業、村田製作所のロボット「ムラタセイコちゃん」が幅2cmの橋を一輪車で渡りきるムービー - GIGAZINE
ゴミを吸い取り、モップをかけ、床の乾燥まで行う究極のフロア洗浄ロボット「Scooba(スクーバ)」 - GIGAZINE
お互いにぶつからないように気をつけて必死で前へ進み続けるロボットカー「エポロ(EPORO)」をムービーで観察 - GIGAZINE
・関連コンテンツ