取材

人の声や表情をお手本により自然に歌えるようになった美少女ロボ「未夢」が初音ミクの声で歌うムービー


日本人女性の平均値を参考にして作った身長158cm・体重43kgのリアルなロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」。その歌唱は昨年のCEATEC JAPAN 2009でも披露され話題となりましたが、今年の未夢はさらに進化しているようです。

人の歌唱をお手本に自然な歌声を自動生成する技術「VocaListener(ぼかりす)」や、歌っている人の表情をお手本にロボットの顔動作を自動生成する技術「VocaWatcher(ぼかうお)」によって、今までよりさらに自然に表情豊かに歌うことができるようになり、さらに歌い出す前の息継ぎや歌っていない時の呼吸も再現できるようになったとのことで、CEATEC JAPAN 2010産総研ブースでは、チャーミングに歌う姿を見ることができました。

動画は以下から。幕張メッセ5ホールの産総研ブース。


その一画、人だかりができていたのが「HRP-4C 未夢」のコーナー。


こちらのミニステージで、1時間に1回ほど歌唱パフォーマンスを行っていました。


さっそくデモ歌唱が始まりました。曲は「PROLOGUE 2010」、歌声と表情のお手本となったのは「サリヤ人」による歌唱で、声は「初音ミク」とのことです。

YouTube - ヒューマノイド「HRP-4C 未夢」が初音ミクの声で歌う「PROLOGUE 2010」


去年の未夢は手作業で楽譜と歌詞を入力して調整を行い歌声を合成し、表情も手作業で作成する必要があったのですが、今年の未夢はVocaListenerとVocaWatcherにより「お手本」の歌唱のまねをすることができるようになったのが最大の違いとのこと。


人の歌唱をお手本とすることで、歌い始める前の息継ぎなども再現できるようになり、さらに人間に近づいています。

YouTube - 息継ぎもリアルな「HRP-4C未夢」の歌い出し


これは少し違う角度から撮影したサビの部分。

YouTube - 美少女ヒューマノイド「HRP-4C 未夢」が歌う「PROLOGUE 2010」その2


今年の未夢は歌いながら腕や手も動かすようになっています。


そしてフィナーレ。歌い終えた後もまばたきや目線の動き、かすかに開いて呼吸する口など、人の歌唱を「お手本」としているためかなり自然で、余韻にひたっているように見えなくもない感じです。

YouTube - 美少女ヒューマノイド「HRP-4C 未夢」が歌う「PROLOGUE 2010」その3


最後は「ありがとうございました」とあいさつしてステージ終了。

YouTube - CEATEC JAPAN 2010:美少女ロボ「HRP-4C未夢」のあいさつ

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