ダンテの叙事詩「神曲」を全6章でアニメ映画化した「Dante’s Inferno」、Production I.Gが第1章を制作
現在、14世紀に書かれたダンテの叙事詩「神曲」地獄篇のマルチメディアプロジェクトが進んでおり、アメリカのFilm Roman社が全6章でアニメ映画化するそうですが、第1章の制作を日本のProduction I.Gが担当することになったそうです。
監督は「カイトリベレイター」や「MEZZO」を手がけた梅津泰臣が務めるそうで、Production I.Gと梅津監督はこれが初タッグとなります。
詳細は以下から。
プロダクション I.Gが米国Film Roman製作長編アニメーション作品「Dante's Inferno」に参加決定
Dante's Inferno
http://www.dantesinferno.com/
「神曲」は14世紀イタリアの詩人ダンテの代表作たる叙事詩で、「地獄篇」「煉獄篇」「天国篇」全14233行からなっています。今回の「Dante's Inferno」プロジェクトは、「神曲」地獄篇をエレクトロニック・アーツ社が脚色して全6章の長編アニメーション映画にするというもので、制作は米国大手メディアグループStarz Mediaの傘下にあるFilm Romanが担当しています。物語はオリジナルと同じく、地獄の九圏を遍歴して魔王と戦いながら愛するベアトリーチェを求めるダンテの姿を描いています。
Production I.Gはこの全6章のうち第1章の制作を行うことになったそうです。監督は「カイトリベレイター」「MEZZO」「A KITE」などアクション描写に定評があり、海外人気も高い梅津泰臣。
アニメ映画以外に、EA社は同名のゲームを制作しており2010年に全世界同時発売予定となっています。
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