ものすごい色彩でインスピレーションを与えてくれる衛星から地球を撮影したフォトイメージいろいろ
地球観測衛星にはいろいろありますが、ランドサット7号は可視から熱赤外まで8バンドの観測波長を持っており、複数の波長における光学観測を今も行っています。
で、このランドサットの撮影した画像が公開されているのですが、中にはものすごいインパクトあふれる画像も多く、今まで考えたこともなかったような新しいインスピレーションを与えてくれる手助けになるようなイメージばかりで、単純にデスクトップの壁紙にしてもキレイです。
詳細は以下から。
中国のボゴダ山。塩湖と砂丘のがミックスされており、世界でも数少ない海面よりも土地が低い場所の一つ。
オランダ南部のデルタ地帯。1953年に起きた「北海沿岸大洪水」では大潮と北西の暴風雨が重なり高潮がアムステルダム平均潮位より4~5m高くなり堤防決壊67カ所、堤防越流400カ所におよび20万haの浸水、1835人の死者、20万頭以上の家畜が死ぬ」という大水害になり、このオランダのライン川河口の三角州(デルタ)を高潮から守るために作られたダム・堤防・水門・閘門などの一連の治水構造物建設およびその計画のことを「デルタ計画」と呼ぶそうです。
中国の扇状地。この広大な扇状地は中国のXinJiang州にて、タクラマカン砂漠の南部境界を形成するクンルン山脈とAltunの山脈間にあるものです。
ボリビアの森林破壊。アマゾンの熱帯雨林における劇的な森林破壊を示したもの。放射状になっているのが建設された居留地と農場。健康な植物はこのイメージにおいて明るく赤色に見えているものになります。
ナミビア共和国に南北に伸びるナミブ砂漠の北端にそびえるブランドバーグ山。原住民から炎の山と呼ばれ、花崗岩でできているそうです。また、有史以前の洞窟絵画が険しい崖に隠された壁部分にあるそうです。
イランにある砂漠「Dasht-e Kevir」。塩の外皮で覆われていた泥と塩性沼沢からなっており、無人の荒れ地だそうです。
ガーデンシティ(カンザス)。中心ピボット潅漑システムによって、ガーデンシティ近くの耕地は健康な植物を示す赤い円になっているというわけです。
オーストラリア西部にあるグレートサンディー砂漠。灌木と岩で構成されており、左から右へ線として表れているのが砂丘。
色が光につけられたファン形は野火からの傷跡です。
アラスカで最大の氷河、マラスピーナ氷河。ヤクタット湾の西にあり、3880平方kmもあります。
サハラ砂漠にあるTerkeziオアシスで、チャド共和国内にあります。
そのほかにも全部合わせて60枚ほどが以下のサイトから見ることができます。
60 Stunning Satellite Photos of Earth | Webdesigner Depot
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