ついに東芝がUSB外付けHDDに対応したハイビジョンレコーダーを発売、なんと最大16TBまで増設可能
液晶テレビ「REGZA」のハイエンドモデルを対象にUSB外付けタイプのハードディスクドライブ(HDD)を接続して録画できる機能を提供している東芝が、ついにUSB外付けタイプのHDDに対応したハイビジョンレコーダー「VARDIA」を発売することが明らかになりました。
本体に内蔵されているHDDとは別に、なんと最大16TBまで増設することが可能となっており、「ひたすら録りためておきたい」というユーザーにとってはまさに夢のようなモデルとなっています。
詳細は以下から。
東芝:ニュースリリース (2009-08-06):業界で初めて外付けUSBハードディスクの増設に対応した ハイビジョンレコーダー「ヴァルディア(VARDIA)」の発売について
このリリースによると、東芝は9月上旬からハイビジョンレコーダー「VARDIA」の最新モデルを3機種発売するそうです。
発売されるのは業界最大クラスとなる2TBのHDDを搭載したフラッグシップモデル「RD-X9」と1TBのHDDを搭載した「RD-S1004K」、320GBのHDDを搭載した「RD-S304K」の3機種で、いずれも搭載されているHDDに加えて、1台当たり最大2TBのUSB外付けタイプのHDDを8台まで増設して録画することが可能であるため、より多くのハイビジョン番組を録画することができるようになったとのこと。
これがフラッグシップモデル「RD-X9」。地上デジタル放送を無劣化で最大約259時間録画可能なほか、ハイビジョン画質で最大約1322時間もの長時間録画に対応。
また、外付けHDDへの録画も「ダビング10」に対応しており、大量に録りためた番組を後からDVDにダビングすることもできるとされています。
すでに年内にBlu-ray事業へ参入する可能性が取りざたされている東芝ですが、USB外付けタイプのHDDへの録画機能とBlu-rayディスクへの録画機能を兼ね備えたハイビジョンレコーダーは発売されないのでしょうか。実現すれば他社に対して圧倒的なアドバンテージとなることを考えると、期待せざるを得ません。
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