イー・モバイル、高トラフィックユーザーに対して正式に帯域制限の運用開始へ
以前GIGAZINEでイー・モバイルが高トラフィックユーザーに対して帯域制限を実施するために検証を開始したことをお伝えしましたが、ついに帯域制限が運用開始されることが正式に決定しました。
7月24日より最大通信速度21.6Mbpsの高速通信サービスを開始するイー・モバイルですが、帯域制限が行われる目安となる転送量についても告知されています。
詳細は以下から。
イー・モバイルのデータ通信における通信品質確保を目的とした対策の正式実施について|イー・モバイル株式会社|企業情報
このリリースによると、イー・モバイルは10月1日(木)から全てのデータ通信サービスについて、高トラフィックユーザーに対する帯域制限を実施するそうです。
対象は前々月の転送量が300GB以上のユーザーで、より多くのユーザーが快適に利用できるようにするための通信速度制御が行われるとのこと。なお、通信の切断は行われないとしています。
ちなみに自分が対象となるユーザーであるかどうかはオンラインサポートサイト「My EMOBILE」にて確認することができるとされており、1ヶ月間のデータ通信量が25億1658万2400パケット以上のユーザーが対象。つまり1日あたりおよそ10GBの転送を行わない限りは大丈夫ということのようです。
帯域制限の基準として300GBという数字が示されましたが、イー・モバイルはこの基準について、今後の通信品質状況によって見直す可能性があるとしています。
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