コラム

最低限これだけ押さえておけばヘッドラインもスラスラ読める、日本の頻出現代ネット用語20選+α


GIGAZINEのヘッドラインやそのリンク先を読んでいて「たゆんたゆん」って何?と思ったり、「誰得」「kwsk」「jk」など意味不明の言葉が並んでいて理解できなかった、という経験をしたことはありませんか?

ネットのヘビーな住人以外にはちょっとわかりにくいこのような言葉がわかるようになると、いろいろな場面で意思疎通がスムーズになり、掲示板での会話やニコニコ動画のコメントなどにもついていけるようになり、今までは意味がわからなかったために見落としていたり読まずに飛ばしていた情報がゲットできるようになり、より充実した情報収集が可能になるはずです。とは言うものの、ネットスラングとでも言うべきこのような言葉は非常に多くの種類があり、流行り廃りも激しいこともあって、過去から現在に至るまですべてを今からずぶの素人が網羅するのははっきり言って至難の業です。

そこで、過去にGIGAZINEの記事で使われたことのある表現やGIGAZINEのリンク先・トラックバック先で使われている言葉・フレーズを中心に、知っていて損はないインターネット界隈の頻出単語を厳選し、類語・対義語や用例を添えた用語集を作ってみました。単語は数字→アルファベット→50音の順に並んでいます。■801
【読み】ヤオイ
【意味】男性の同性愛を扱った漫画・小説などの作品を好み、フィクションのキャラクターや実在の男性の同性間の性的関係を妄想する女性。それを題材に時として二次創作する場合や、男性同性愛を扱ったオリジナルの小説や漫画を創作する場合もある。「ヤマなし・オチなし・意味なし」を略した隠語「やおい」の更なる隠語で、特に2ちゃんねるのヤオイ専用板「801板」はすさまじく、数々の伝説を生み出している。
【具体例】
2ちゃんねるレスブック:801板すげぇwwwwwwww
テトリスで801
【類語】腐女子、貴腐人、やおい、BL(ビーエル:Boys Loveの略)

■kwsk
【読み】クワシク
【意味】「もっと詳しく教えてほしい」の意。ローマ字「kuwasiku」の子音を抜き出したもの。いちいち「kuwasiku」とキーボードで打ち込んで変換するよりも高速な入力が可能になっているのが特徴。このように日本語変換の手間などを省くために省略されている用語がほかにも多数あることを覚えておくと、ネット上の謎のアルファベット文字列の理解がしやすいケースが多々ある。
【用例1】「マクドナルドでバイトしてたピザデブの俺に彼女ができたんだが一体どうすればいい?」「kwsk」
【用例2】「さっきパソコンの電源入れたらついにモニターからオレの嫁が出てきた」「kwsk!」
【用例3】「実の妹と血がつながっていなかった件について」「kwsk」

■wktk
【意味】「ワクワクテカテカ」状態の意。期待で胸がワクワクし、肌につやが出て顔がテカテカと光っているさまを表す「ワクワクテカテカ」のアスキーアートから派生。

【用例】「今から決定的瞬間の画像貼るからちょっと待っとけ」「wktk」

■wwwwwwwwwwwwwww
【読み】不明、読めない
【意味】笑笑笑笑、つまり「(笑)」の意。通常は笑っていることを文字で示すため、文末に「(笑)」を付与するケースがあるが、日本語変換ソフトの辞書に登録でもしていない限り実はこの変換はかなり面倒であるため、これを省略するために「(w」などというタイピング技法が編み出され、さらに初期のオンラインRPGなどでは日本語の2バイト文字列がそもそも表示できなかったため、次第に省略がひどくなり「w」となっていった。さらに「一体どれぐらい面白いのか?」ということが現実世界では笑い声の大きさなどで表されるのに対し、ネット上の文章ではその「笑いの度合い」や「笑いのレベル」がなかなか伝えにくかったが、「w」を複数個連ねることによって爆笑している様子として「wwwwwwww」や、バカ受けしている様子として「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」というようにして表現するを可能にした。
本来は笑い声を出すような場面で用いる表現であるはずだが、英語圏でいう「lol(laugh out loud)」や「lololol」などと同様に、特に面白くもない場面でも乱用されがちな傾向にある。また、「w」が連なった様子が芝生のように見えるため「wwwwww」を多用することを「草を生やす」と呼ぶ。なお、比較的若年層のユーザーの書き込みが多い2ちゃんねるの「VIP板」において「www」が多用されるため、wを使い過ぎている場合青二才扱いされ「あまり草を生やすな!ヴォケ!!」といさめられる場合も。
【用例】ニコニコ動画などでは以下のように多用される。


■うp
【読み】ウプ
【意味】アップロード(upload)の意。キーボードで日本語入力がオンの場合に「up」と打鍵すると「うp」と表示されるため。
【用例】「さっき家の前で全裸の人が倒れているのを発見した」「うp!今すぐうp!」

■自演乙
【読み】ジエンオツ
【意味】自作自演お疲れさま」の略。2ちゃんねるなどで同一人物が意見提示・反論・擁護・同意・和解などをすべて一人で書き込んだと思われるような状況で用いられる。格闘家の長島☆自演乙☆雄一郎選手のリングネームなどにより一般にも浸透しつつあるが乱用により本来の意味が失われた感も否めない。
【具体例】ニコニコ動画にてコメントのIDが表示されたことによって、動画をアップロードした本人が自画自賛するコメントを連発していたことが白日の下にさらされ、まさに「自演乙」の状態となってしまい、大いに荒れたことがある。
livedoor ニュース - 【トレビアン】ニコニコ動画は自作自演まみれ!? 女性作者が顔真っ赤涙目インタビュー!!
⊂⌒⊃。Д。)⊃カジ速≡≡≡⊂⌒つ゜Д゜)つFull Auto | ニコニコ動画が自作自演まみれな件

■自宅警備員
【読み】ジタクケイビイン
【意味】就学も就労も就職活動も何もしていない「ニート」を主に指す呼称。実態は無職であるにも関わらず女性の場合はなぜか「家事手伝い」「カジテツ」などというそれらしく事実を隠蔽する用語があるため、これらに対抗してニートである男性が「オレだって何もしていない訳じゃない!そう、自宅の警備を24時間で行っているんだよ!これは激務だ!」というような苦しい言い訳がまかり通り、結果として「ニート」であることを自虐的に隠すため、「自宅警備員」という想像上の職業名っぽいものとなった。現在は男女問わず使われていると思われるが、男性のケースが圧倒的に多い。また、自宅警備員の存在はネット上では広く知られているが、現実世界では遭遇することがない。理由としては、そもそも自宅警備員は自宅から外に出ないためであると考えられている。ネット上では掃いて捨てるほど確認できるにもかかわらず、現実にはまったく遭遇できないものの好例と言える。
【類語】自宅どころか、自分の部屋から出ることすらない場合は「自室警備員」と呼ばれる場合もある。この場合、実態は「引きこもり」に近い。また、同様の実態を持つ架空の職業名として「在宅アニメ品質管理者」「在宅アニメ品質監視員」「在宅ゲームデバッガー」「ネット監視員」などがある。ド○ホルンリンクルが一滴一滴落ちるのを監視する職業とは全く意味が違うので要注意。

■常考
【読み】ジョウコウ
【意味】「常識的に考えて」の略。「JK」「jk」と略される場合もあるが、文脈によっては「女子高生」を意味するので注意。「○○するしかないだろ、常識的に考えて……」という組み合わせで当初は使われていたが、それすら書くのが面倒になっていき、もはや書くまでもない大多数の反応を鑑みて前後の考察を省いてしまい、「常考」というように略されていった。また、2ちゃんねるのAAである「やる夫」と「やらない夫」が頻繁にこのフレーズを使用しているため、「常考」と書かれている文字を見るだけで自動的にやる夫とやらない夫のAAが頭の中に浮かぶようになっていくケースも多々見受けられる。
【用例1】「おいこのパソコン19万8000円が1万9800円とか書いてあるぞ……」「買うしかないだろ……常考……」
【用例2】「小学生はだめだろ、常考!」

■情弱
【読み】ジョウジャク
【意味】「情報弱者」の略。本来は情報格差社会において下位に位置づけられる層のことだが、偏った媒体からの情報をうのみにする人物を揶揄(やゆ)する場合や、単なる罵倒(ばとう)の言葉として用いられる場合も多い。また、インターネット上ではわからない言葉なども検索すればすぐにわかるため、事実かどうかを確認せず、検索もせず、すぐにだまされてしまう人のことを指す場合もある。極端な例ではテレビを見ているだけで「情弱」認定されてしまうこともある。
【対義語】情強(ジョウキョウ)。ただし、ネットばかりやっていてありとあらゆる情報に精通しているが肝心のことが抜け落ちてしまっている人を蔑んで使われる場合もある。
【用例】「じゃあいつもいつも人のことを情弱呼ばわりする情強のおまいらに聞くけど、パソコンはいつ買えばいいんだよ?」

■それ何てエロゲ?
【意味】読んで字のごとく「それ何ていうアダルトゲーム(エロいゲーム)か教えて」の意。妄想としか思えないようなノロケ話に水を差す際や、とても信じられないようなうらやましいシチュエーション、あるいは非現実的すぎるがどうやら本当らしい場合にも用いる。変換する際にキーボードからローマ字入力すると「sorenannteeroge」となり、「SoreNannteEroGe」、略して「sneg」と書かれる場合もある。
【用例】

いつも結婚して良かったなぁと思ってる。

・弁当を作ってくれるんだが、弁当の袋にいつもちょっとしたお菓子を入れてくれてる。
(アポロとか、キャラメルとか、キットカットとか、たまに子供向けのかわいいお菓子)
そうしてくれと頼んだわけじゃなくて、そういう心使いが嬉しい。乾燥の季節にはノド飴とか、工夫がある。

-中略-

・俺はちょっとオタクなんだけど、趣味を非難しない。マンガを置くスペースを作ってくれたり、一緒にアニメ見てくれる。
妻の趣味は海外の雑誌(インテリアやファッション、デザイン誌など)を取り寄せて読むことと海外古典文学なんだけど
俺の趣味につきあってマンガも読んでるらしく、ある日いきなり「Dioも承太郎もかっこいいよね、どっち派?」とか言うw

あーもー書ききれん。とにかく結婚してよかったと思いすぎる。

331 水先案名無い人 :2009/01/17(土) 01:30:04 ID:O6L7Rf2c0
>>330
で、それ何てエロゲ?


■※ただしイケメンに限る
【意味】イケメンであれば多少のセクハラ行為でも許されたりするが、イケメンではない場合には痴漢・変態・変質者・犯罪者扱いされてしまうというように、人間は相手をその見た目の美醜による第一印象のみで判断しがちであるということを前提にした言葉。あらゆる名言・建設的な意見・前向きな提案に接尾することによって、一瞬にして絶望感漂うものに変える魔法のフレーズ。「ただイケ」と略される場合や、さらに略して「※」のみで表される場合もある。
【用例1】
私おもしろい人って好きだなー!
※ただしイケメンに限る
【用例2】
学歴なんて関係ないよ☆
※ただしイケメンに限る

■たゆんたゆん
【意味】女性の豊かな胸部が揺れるさま。主としてアニメ・ゲームなどのキャラクターに対し用いられる。漫画で擬音語として書き込まれる場合もある。
【語源】意味の「揺れる」+「たっぷり」から、ゆらゆらと揺れ動いて定まらない様子を意味する日本語「たゆたう」と、「たっぷり」が変化した表現「たぷんたぷん」(「びっくり」→「びくびく」→「びくんびくん」と同様に「たっぷり」→「たぷたぷ」→「たぷんたぷん」という活用をたどったと思われる)とがミックスされ、いつしか「たゆんたゆん」という完成型に至ったと推測される。
【用例】女の子の胸がたゆんたゆんに揺れまくるスーパータユニズムエンジンの威力がよくわかるムービー


■誰得
【読み】ダレトク
【意味】「一体誰が得するんだよ」の略。あまりにも意味不明で理解に苦しむ事物に接した際、あっけにとられて思わずつぶやく言葉。「誰得画像」「誰得アニメ」などのように接頭語としても用いられる。
【用例】「とんでもないクソ映画。ストーリーはわかりやすいが……本当に誰得?」(とある漫画原作のハリウッド実写化作品に対して)

■ちょwwおまwwww
【意味】「ちょっと、おまえっ!」の意。ちょっと待て、冷静になれ、と制止するような場面で用いる。「超お待たせ!」ではない。「ちょ、おまっ!」などと表記される場合もあったが最近は「ちょ」と「おまっ」の後に適宜wを挿入するのが主流となり、さらに分割して「ちょww」のみ、あるいは「おまwwww」のみで用いるケースも多い。「w」の数を状況に応じて適宜増やしていくことによってツッコミのレベルや強度を表すことができる。
【類似】「うはーって笑っちゃうぐらいおかしいけど大丈夫、OKだぜ!」という意味の「うはwwwwおkwwww
【用例1】(毒物混入が問題となった中国産のギョウザを前に)「今からこれを食おうと思う」「ちょwwおまwwww」
【用例2】(会議をしていると突然ドアをガラガラガラッと開けて全身タイツ姿で乱入)「話はすべて聞かせてもらった!」「ちょwwおまwwww」

■ニコ厨
【読み】ニコチュウ
【意味】ニコニコ動画のとりことなった人物、上級者的なユーザーを指す。ニコチン中毒ではない。「中坊」をかな入力し変換した際最初に出る語「厨房」が、中学生じみた言動・性質を揶揄(やゆ)して用いられるため、「厨」の漢字は「中毒」と同時に「未成熟・子どもっぽい」という含意もある。
【用例】最近ニコ厨なのっ

■ぬるぬる
【意味】アニメ・ゲームなどの動画がで人物や生物がまるで実写のように滑らかに動く様を称賛する形容詞。軟体生物や両生類のような動きのことではない。
【対義語】カクつく
【用例】
ぬるぬるアニメーションしまくり、しゃべりまくってくれる「ひぐらしの哭く頃に 雀」PV&プレイアブルムービー in AOU2009 - GIGAZINE
「恐怖」をぬるぬる動くアニメーションで描く映画「Fear(s) of the Dark」予告編 - GIGAZINE

■ハイパーご冥福タイム
【意味】ニュースなどで有名人や著名人が亡くなった際にアナウンサーが神妙な面持ちで「ご冥福をお祈りします」と言ったその直後にさわやかな笑顔で「次はスポーツです!」などというようにして急激な人格変貌っぷりを呈すため、「本当に悲しいと思っているのか?本当にご冥福をお祈りしているのか?」ということになり、なんでもいいからとにかく「ご冥福をお祈りします」という言葉を使って相手をバカにするという手法がまず開発され、その状況を的確に表す「ご冥福をお祈りします」というAAが誕生した。このAAにはさまざまなバリエーションが存在し、中でも両手を広げて顔の左右でひらひらさせる様子を表している「ハイパーご冥福タイム」のAAはそのシュールさから、2ちゃんねるのニュース速報板などで不幸な話題があった時に貼られまくることとなった。「他人の不幸で飯がうまい」ことを示す「メシウマ状態」と同様に、「他人の不幸は蜜の味」を実感できるような状況で用いられる。


■プークスクス
【意味】ドラえもんとのび太が笑いをこらえきれずに吹き出してしまっているアスキーアートに由来(セリフとしては「プーッ」「クスクス」)。「(笑)」「www」と同じく笑っていることを表現しているが、特に相手の失敗を笑うようなニュアンスが強い。

【用例】
A:仕事で必要になったからモバイルノートPCを買ったんだ。
B:へえ、何買ったの?
A:Let'snoteのCF-F8
B:ハンドル付きって(プークスクス)

■フヒヒwwwwサーセンwwww
【意味】「フヒヒ」は笑いを表現したもの。「サーセン」は「すいません」のくだけた言い方をそのまま表記したもので、それぞれ別々の由来がある。「フヒヒ」は「大学1年の春、健康診断で尿検査があった。」で始まる書き込みの中で、コップに尿を入れすぎたことを看護婦に指摘された筆者が謝ろうとしたところ舌が回らずに「フヒヒヒヒ!すいません!」と言ってしまったのが元ネタ。「サーセン」は2chのガイドライン板の美容師スレッドにあったネタが、ファッション板「お客さんお兄系っすかwwwwww」スレッド内で昇華されて誕生した。言葉遣いのぞんざいな店員が「すいません」を「サーセン」と表現したことに由来し、初出は2006年8月14日09時49分55秒「店員『ちょっとウエストきつそうッスねwwもうこれ以上のサイズないッスよwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwww』」。2つをあわせると相手を小馬鹿にしつつ謝る様子になる。

■増田
【読み】マスダ
【意味】はてなの実験的サービスを集めた「はてラボ」の中の一つで、はてな匿名ダイアリー(Anonymous Diary:アノニマスダイアリー)の略称、また、その日記を書いている人たちの総称。2006年11月に書かれた「アノニマスダ宣言」という記事に対するブックマークのコメントが初出。ログインしないと書けないが、誰がその記事を書いたのかは書いた本人にしかわからないシステムになっている。一つの記事をもとに返信が重なって話題が広がっていくことも多く、その場合は元になる記事を書いた増田を「元増田(もとますだ)」と呼ぶ。
【用例】「増田ってオタクとか非モテの話題ばっかりだよな」

■メシウマ状態
【意味】
「他人の不幸で飯がうまい状態」の略。「他人の不幸は蜜の味」と同義で「ハイパーご冥福タイム」と同じような状況で用いられる。もともとは2ちゃんねるのプロ野球板や外部の野球関連掲示板で「~~が試合に負けて飯がうまい」と用いられていたものが、2004年に実況掲示板が誕生したことから相手を煽ったり挑発したりする意味で多用されるようになり、やがて野球と関係ない話題でも用いられるようになった。2008年夏ごろに「ご冥福をお祈りします」というアスキーアートと「ヘブン状態」というアスキーアートを組み合わせた下記のものが完成して以降、爆発的に広まった。


■ゆっくりしていってね!!!
【意味】ファミリーレストランにおける「ごゆっくりどうぞ」と同様に特に意味はなく、悪意が込められているわけでもない。一般に、同人ゲーム東方Projectのキャラクター博麗霊夢と霧雨魔理沙が並んだアスキーアートと共に用いられる。前後の文脈とは関係なく用いられていることも多い。なお、このアスキーアートをモチーフとしたぬいぐるみなどのキャラクターグッズも発売されている。誕生したのは東方系同人掲示板の一つであるとされており、その掲示板に書き込んだ訪問者に対して常連利用者などが「ごゆっくりどうぞ」というような歓待の意味を込めて「ゆっくりしていってね!!!」のアスキーアートを使っていたが、突如として2ちゃんねるのニュース速報系スレッドの2レス目などにこの「ゆっくりしていってね!!!」が山のように貼られまくり、ニュースの内容と無関係すぎてあまりにもシュールであったこととその意味不明な理不尽さが目撃者に強い印象を残し、広まってしまった。


■リア充
【読み】リアジュウ
【意味】現実での生活(リアル)が充実している状態、また、充実している人。発祥は2ちゃんねる大学板で、2006年末~2007年ごろから使われるようになった。当初は2ちゃんねるやtwitter、ブログなどネット上のコミュニティでの活動を主にしている者が、現実での生活が充実している人間と自分たちを比べて自虐的なニュアンスで使うことが多かったが、携帯電話経由でネットコミュニティを利用しているような層に対してのひがみやねたみとして使われるようにもなった。
【対義語】ネット上での生活が充実しているという意味で「ネト充」、あるいはオタク生活が充実している「オタ充」などが作られたが、「リア充」ほど定着していない。
【用例】「クリスマスイブに恋人とケーキ食ってるリア充がこのスレにいるわけないよな」
【類語】スイーツ(笑):ファッション誌や情報誌のグルメ特集で甘味全般をまとめて「スイーツ」と呼称するようになったが、実際にこれらの甘味を「スイーツ」と言ってしまうような女性を指す。常識や道徳が欠如しており言動が奔放を通り越して非常識だったり、メディアリテラシーが欠けているため流行に踊らされているような人物像が想定されている。「リア充」が男女問わず使われるのに対して、「スイーツ(笑)」は女性に対してのみ用いられている。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「オタク市場」に関する調査結果、同人誌・フィギュア・コスプレなどの市場規模は何億円なのか? - GIGAZINE

2ちゃんねるのテレビ番組実況レスを分析・解析することも可能な「情報環流システム」 in 技研公開2009 - GIGAZINE

「感動して泣いてしまったゲーム」ベスト10 - GIGAZINE

萌え米袋にしたら注文が殺到したというあの「あきたこまち」がJAうごから届きました - GIGAZINE

in コラム, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.