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ノリのいい音楽を聞くと「周囲の人が幸せそうに見える」ことが判明


ノリのいい音楽をきくとなんとなく元気になったような気がする人は多いと思いますが、自分だけでなく「周囲の人も幸せである」というように見える反応を脳がしてしまうということがイギリスの研究者の実験によって判明しました。

詳細は以下。
Upbeat music 'makes you think everyone is happy' | Mail Online

音楽が脳に様々な影響を与え、聞いた人自身の心理を変化させるのはよく知られていますがロンドン大学・ゴールドスミスカレッジのジョイディープ・バッタチャリヤ博士が行った研究によると、音楽を聞くことで脳の視覚に関する部分が刺激され、周囲の人が幸せであるように見えたり、反対に悲しそうに見えたりするそうです。

実験では、46人の被験者に対し120種類の効果音や音楽をそれぞれ15秒ずつ聞かせた後に人物の顔写真を見せ、その人が幸せか、悲しんでいるか、どちらでもないかを判定させたところ、明るい曲を聞かせた場合は「幸せである」と判定する傾向があることが分かりました。


また、これは音楽だけではなく効果音でも同じような効果が現れ、波の打ち寄せる音や鳥のさえずりといった穏やかな音と、機関銃の発射音や唸りをあげる風など不安を煽るような音を聞かせた場合に似たような反応をしめすことが分かりました。

さらに博士は「無作為に選ばれた曲でなく、自分で選んだ曲ならばさらにこの傾向は強く表れるだろう」と考えているそうです。失恋したときに暗い曲を聴きたくなるのは、自分の悲しい気持ちを慰めたいというだけでなく、周りの人にも悲しい気持ちを味わって欲しいという望みの表れなのかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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