イー・モバイル、国内最速のHSPA導入で通信速度がさらに向上へ
イー・モバイルが4月17日(金)から国内最速となるHSPA規格を導入して、通信速度を向上させることを発表しました。
公共性の高いエリアを中心に通信速度の向上が行われることになる模様。
詳細は以下の通り。
3.5世代HSPA『EMモバイルブロードバンド』国内最速 送信最大5.8Mbpsサービスを一部地域で提供開始対応端末「D23HW」の販売も開始|イー・モバイル株式会社|企業情報
このリリースによると、イー・モバイルは2009年4月17日(金)から国内の通信事業者として初めて、第3.5世代HSPA規格の送信最大速度を最大5.8Mbpsまで高速化するそうです。
これは東名阪の主要ターミナル駅や空港などの公共性の高いエリアで送信最大通信速度5.8Mbpsの高速モバイルデータ通信サービスを提供開始するというもので、利用には対応端末が必要で月額料金は据え置き。
サービス開始時のエリアはこんな感じ。特に記載のある場合を除いて地下での利用はできないとのこと。
なお、サービスの開始に合わせて対応端末「D23HW」が4月17日から発売されます。価格は「ベーシック」で3万8980円、「新にねん」で1万4980円。
昨年11月に送信速度が最大1.4MbpsとなるHSUPA規格が導入されてから半年ほどで増速が行われることになりますが、やはり正式サービス開始を控えたUQ WIMAXや次世代PHSに対する対抗策なのでしょうか。
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