2009年02月12日 09時00分映画

「信じるもののためには手段は選ばない」、キアヌ・リーブスが見せる真の男の生き様「フェイクシティ　ある男のルール」

正義のためなら手段を選ばず、誰もが嫌がる闇の仕事にも手を染め、片時も銃を離さず、現場に向かう前にはポケットに忍ばせたウォッカのミニボトルをあおり、そして犯人には容赦なく銃口を向ける……それがロサンゼルスを舞台に極限状態に追い詰められたベテラン警官の孤独な闘いと葛藤を描いた映画「フェイクシティ　ある男のルール」です。2009年2月14日（土）に公開となっており、主演はなんとあのキアヌ・リーブス。

イベント試写会にはある男性有名人も来たので、ガシガシ写真＆動画撮影しておきました。

「大都市に潜む大きな闇」とは一体何なのか。真相が読めないストーリーの最後でその正体が明らかになったとき、「フェイクシティ」の真の意味がわかります。映画の詳細とほかでは見られないイベントレポートは以下より。
映画「フェイクシティ　ある男のルール」オフィシャルサイト

まずは予告編からご覧ください。

■あらすじ

ロス市警のトム・ラドロー刑事（キアヌ・リーブス）は、事件解決のためには手段を選ばない強引なやり方をチームの仲間から疎まれていた。

そんなラドローに対し署内の不正を取り締まる内部調査部のビッグス（ヒュー・ローリー）がラドロー刑事の身辺を嗅ぎ回り始める。

ラドローの上司であるワンダー警部（フォレスト・ウィテカー）だけはラドローの事を理解し、かばい続けていた。

ある日、かつてコンビを組んでいたワシントン（テリー・クルーズ）が、チームを外されたことを恨んでビッグスに近付き、ラドローの違法捜査を密告しているという情報を仲間から聞きつける。

怒りが収まらないラドローは決着をつけようとワシントンを尾行。ある店に入ったところを捕まえようとした時、2人組の覆面強盗が店に押し入ってくる。銃を乱射する犯人に対して応戦するものの、ワシントンは全身に銃弾を浴びて息絶えてしまう。

目の前で仲間を殺され、犯人を取り逃がした失態がラドローに重くのしかかる。しかも「強盗を雇って密告者を殺させたのでは？」と、疑われることに。

周りの反感をよそに、ラドローは自分の手で犯人を挙げるため、事件を担当しているディスカント（クリス・エヴァンス）と共に真犯人捜査に乗り出すが、それは警察官として決して超えてはならない一線を超えることを意味していた…。

今回の事件で大きな鍵を握るのはこの4名。この4人から目が離せません。

以下から詳細な人物相関図を見ることができます。
「フェイクシティ　ある男のルール」ACTIVE 人物相関図

■「フェイクシティ」の見どころはここだ

・緊張感とリアリティーのあるアクションシーン

最近の映画によく見られるようなCGに頼ったアクションではなく、俳優たちが体をはったアクションが続くため、緊張感とリアリティーのある映像が続きます。役者たちの演技や演出により、「殺るか、殺られるか」の緊迫した雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。「最近の映画はCGばかりで嫌だ」と感じている人はもちろん、そうでない人もアドレナリン全開で見ることができます。

・どんどん謎が深まるストーリー

今回脚本を務めたのは「LAコンフィデンシャル」や「ブラック・ダリア」の原作者であるジェームズ・エルロイ。華やかなロサンゼルスの顔と汚職や麻薬に侵された闇の顔をうまく使い分けた脚本になっています。

序盤から緊張感のあるシナリオで、気がつけば最後まで見てしまう感じ。ストーリーが進むにつれてどんどん謎が深まり、クライマックスまで目が放せない内容になっています。

・リアルなロサンゼルスを再現

普段は映画のロケが行われていない地域も撮影場所に選んだそうです。また警察署内の小さなホッチキスにまでこだわりを持ち、現役の警察官が驚くほど本物らしいセットになっているそうです。

■スペシャルゲストがやってきたイベント試写会に潜入
「フェイクシティ　ある男のルール」に関係ある男が、都内でイベント試写会に登場するということで、誰なのか確かめるためにイベントが行われるスペースFSビルに行ってきました。

スペースFSビルの場所はここ。ゆりかもめ新橋駅からすぐです。

大きな地図で見る

イベント試写会の会場は満席状態。