メモ

Google世代にとって暗記は時間の無駄


オープン性、ピアリング、共有、グローバルな行動、を四つの行動原理とした「不特定多数に開かれたもの造り」について書かれた「Wikinomics(ウィキノミクス)」などの著書で知られるDon Tapscot(ドン・タプスコット)氏の教育に関する発言が話題を呼んでいます。

詳細は以下から。
Google generation has no need for rote learning - Times Online

「GoogleやWikipediaなどでいつでも簡単に入手できる情報を、わざわざ暗記するのは時間の無駄」と語るDon Tapscot氏は1998年ベストセラーとなった「Growing Up Digital」で「Net Generation(ネット世代)」という言葉を浸透させた張本人。最新刊「Grown Up Digital」では1978~1994年生まれの12カ国、8000人近くの人を対象にした調査により、このような結論に至ったと発言しています。

「子どもたちは世界の成り立ちや、どうやって世界が動くかを理解するために、歴史を学ぶ必要がある。しかし、年号や日付を知っている必要はない。ヘースティングスの戦いについて知っていれば、1066年という年号は、検索すれば一発で出てくる」

「もはや教師は『知の泉』ではない。インターネットが『知の泉』なんだ」


「現行の教育は時代遅れ。産業革命時代には合っていたかもしれないが」

「今の子どもたちにとって暗記は時間の無駄。クリエイティブな考え方を身につけさせ、オンラインで入手した情報を有効に使えるような解釈力を付ける教育をするべきだ」とのことですが、もしその教育方針が採用されたら、これからの子どもたちは年号や人名、元素周期表や化学式なども暗記しなくてよくなるのでしょうか。少しうらやましい気もします。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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