隣の家の水道代を16年間払っていた女性
16年もの間、隣の家の水道代を払わされていたという女性が水道会社を訴えたそうです。これまで高額な水道代を少しでも減らすために洗濯・トイレ・風呂などあらゆるところで節水をしていたそうで、精神的なストレスも負ったということで約150万円の支払いを水道会社に要求しているそうです。
詳細は以下から。
Mother-of-two unknowingly paid neighbour's water bill for 16 YEARS | Mail Online
1992年に現在の家に引っ越してきたJean Shawさんは、最初に請求された水道代が3ヶ月分で75ポンド(約1万1000円)だったことに驚いたそうです。引っ越ししてすぐに夫は亡くなったため、一緒に暮らしている2人の子どもたちが原因だとJeanさんは思いこんでいました。それからJeanさんは洗濯を1週間に1度にして、トイレの水を流すのもできるだけ避けてタンクにはレンガを入れて流れる水を少なくし、お風呂のお湯は約10cm分しか入れないといった節水生活をするようになったそうです。
請求書を持ち抗議するJeanさん
しかし、今年になって子どもたちが家を出た後、改めて水道料の請求書を見ると、水道代は185ポンド(約2万8000円)になっていました。水道会社に連絡をして水漏れの調査が行われることになったのですが、調べてみると隣の家のメーターがつながっていたことで16年間Jeanさんの家に全ての水道代の請求が来ていた事が判明したそうです。
メーターがつながっていた隣家
これまでどれぐらいの水道代を間違って請求していたか分からないということで、水道会社はJeanさんに対して150ポンド(約2万3000円)を補償金として出すと提案したのですが、自分や家族が負った精神的なストレスの分も含めて1万ポンド(約150万円)の支払いを要求しています。
隣の人は払っていなかったはずなのですが、やはり払わない分には気にならないのでしょうか。それにしても補償金が16年分で約2万3000円というのは安すぎるような気がします。
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