NASCARのピットストップがどれぐらい高速かをFlashでわかりやすく図解

アメリカで絶大な人気を誇るモータースポーツ「NASCAR」ですが、NASCARのルールでは、レース中のピットストップでは7人のピットクルーがピットレーンに立ち入り作業をすることができ、四輪すべてのタイヤ交換と燃料を満タンにすると平均13～15秒かかるそうです。当然この時間を短くできればベスト。

というわけで、実際にどれぐらいの素早さでピットストップが行われているかを解説したFlashがありました。再生は以下から。
Interactive: NASCAR pit stop detailed

まずは7名の内訳から。ピットクルーはこのようにして自分のチームのマシンが来るまではこの位置に待機しており、この人がフロント・タイヤ・チェンジャー。タイヤ交換作業を主に行う人。

こっちの人がフロント・タイヤ・キャリアー。フロントタイヤを運ぶ人。

ジャッキマン、マシンをジャッキで持ち上げる人です。

ガスマン、燃料を入れる人です。

この人はキャッチ・カン・マン。このページの説明によると「燃料を給油してタンクが一杯になるとオーバーフローパイプから燃料が吹き出てくる仕組みになっています。それをキャッチカンで受け留め、満タンになったことを確認してOKサインを出す」役目だそうです。

リア・タイヤ・キャリアー、リアタイヤを運ぶ人。

リア・タイヤ・チェンジャー、リアタイヤの交換を主に行う人。

マシンが指定の場所に到着するとこの7人が2.5秒以内に定位置につきます。

そしてマシン到着後、2.5秒～6.5秒でマシンの右側面について作業開始

さらにマシン到着後、6.5秒～8.5秒で作業を終え……

もう片方の左側面も同じように作業します。

そして出て行ったあとは掃除してキレイにし、次回に備えます

つまり片面約8.5秒という超早業というわけ。なかなか圧巻ですね……。