今すぐ契約したくなるような理想の携帯電話会社を考えてみた
安価な定額データ通信、同じキャリア間のユーザー同士の音声通話無料、基本使用料980円…などと、新規契約者の獲得にしのぎを削っている携帯電話会社ですが、ではユーザーの視点から考えてみて契約したくなるような理想の携帯電話会社とは、いったいどういうサービスを行う会社なのでしょうか。
まるで「ぼくのかんがえた さいきょう けいたいでんわがいしゃ」のような内容になっていますが、今の自分の携帯電話に対するニーズを見つめ直してみるのも面白いかもしれません。
詳細は以下の通り。
◆料金
月額基本使用料は5980円までで、高速データ通信使い放題
イー・モバイルの「データプラン」のように、データ通信定額で基本使用料は5980円まで。音声通話は他キャリアや固定電話に対しても10.5円/30秒程度で。
料金プランが分かりやすい
ソフトバンクモバイルの、契約3ヵ月目から特別割引が適用されて毎月の利用金額から一定額が割引される「新スーパーボーナス」のような複雑なプランではなく、一見して分かりやすい料金プランを採用。
パソコンに繋いでも定額通信ができる
パソコンに繋いでデータ通信を行うと従量課金になるNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの音声端末とは異なり、端末単体で利用している時と同じ料金。もちろんプロバイダ代込み。
◆エリア
新幹線で移動中も通信が切れない
新幹線の車内でも通信が可能で、トンネル内に入った場合は2009年春からJRがN700系新幹線で開始する無線LANサービスに即座に切り替わるなど、常に安定した通信を実現している。
地下でも使える
東京、大阪の地下街などでも安心して利用できるようにアンテナを配置。できれば地下に強いウィルコムのように、地下鉄のトンネルに入ってもしばらく通信できるとうれしい。
地方でも使える
NTTドコモやauのように、旅行や帰省、出張先などの地方でも利用可能。
◆サービス、端末など
WVGA(800×480)以上の解像度の液晶を搭載したスマートフォンがある
高速データ通信サービスで大容量コンテンツを扱うためにも、高解像度の液晶を搭載したスマートフォンが欲しい。
自宅やホットスポットなどの無線LANとシームレスに接続
ドコモの「ホームU」のように、自動的に高速な無線LANに即座に切り替えが可能。
SIMカード差し替えで端末を自由に乗り換えられる
ウィルコムのW-SIM対応端末のように、状況に合わせてスマートフォンタイプ、音声通話モデルなどの端末を使い分けられる。
「着うた」などにとらわれず、MP3を着信音に使える
現状の「着うた」などは携帯電話会社各社の制約がとても厳しいので、自分の好きな曲のMP3ファイルを気軽に着信音に使えるのが望ましい。
この条件をすべて満たした携帯電話会社が登場するのはまだまだ先になりそうですが、このようにして自分の理想を列挙してみると、現状で一番自分に合った携帯電話会社がおのずと見えてくるかもしれません。
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