記録容量は数百GB、任天堂の次世代ゲーム機はホログラフィックストレージを採用か
かつてGIGAZINEで、記録容量300GBを実現する次世代の記録媒体「ホログラフィックストレージ」が将来的に登場する予定であることをお伝えしましたが、なんとその開発に任天堂が携わっていることが明らかになりました。
つまり将来的に任天堂はBlu-rayなどをはるかに上回る記録媒体をゲーム機に採用するということなのでしょうか。
詳細は以下の通り。
Nintendo Reviving Holographic Storage
この記事によると、任天堂はホログラフィックストレージを開発しているInphase Technologies社と共同で特許を出願したそうです。
この特許はこれまでの記録媒体とは異なり、クリスタルのような物質に三次元的にデータを記録するホログラフィックストレージの実現に重要な役割を果たす、多くの角度からフレキシブルに情報を読み取ることができる小型読み取り装置に関するもので、2007年3月に申請されたとのこと。
そしてこの特許出願でホログラフィックストレージの実現に大きな前進が見られたかと思いきや、Inphase Technologiesが一部の開発者を解雇したという情報が市場関係者によって流れており、思った以上に開発は難航しているようです。
実際にホログラフィックストレージがゲーム機に搭載される日が来るのかは分かりませんが、もし実現した場合、ホログラフィックストレージはゲーム業界だけでなく、家電業界に大きなインパクトを与えるものになるのではないでしょうか。
・関連記事
任天堂、ついに「マジコン」を輸入または販売している複数の業者を一斉提訴 - GIGAZINE
任天堂、家庭用の新型ゲーム機を2008年末に発売か - GIGAZINE
これでBlu-rayは不要?従来のDVDに9倍のデータを記録する技術が登場 - GIGAZINE
Blu-rayに新たな強敵、より大容量の光ディスクを実現する半導体レーザーが登場 - GIGAZINE
記録容量は400GB、パイオニアがBlu-rayと互換性を持つ光ディスクを開発 - GIGAZINE
・関連コンテンツ