「あやしいオヤジを、正しいオヤジに変える!」プロジェクト
日清が50歳以上の社員や取引先社員を対象にした社会貢献活動として、「あやしいオヤジを、正しいオヤジに変える!」プロジェクトを実施するそうです……。あやしいオヤジって一体何……。
あやしいオヤジと正しいオヤジの詳細は以下から。
「百福士」第2弾がスタート
自然体験活動指導者養成
「"あやしいオヤジを、正しいオヤジに変える" プロジェクト」
このプロジェクトは、リタイヤした団塊世代などが、ぶらぶらするだけの「あやしいオヤジ」にならず、自然体験活動の指導者資格を取って、ボランティアとして活動、将来を担う子どもたちのために自然との共生を教える「正しいオヤジ」になりましょう!というもの。つまり、街を徘徊するな、と。
というのも、文部科学省が発表した「子どもの体験活動等に関するアンケート調査」(1998年12月)によると、自然体験が豊富な子どもほど道徳観、正義感が強いとの結果が出ており、子どもたちの「生きる力」を育むためにも自然体験活動は欠かせないと言われているため。ということは、自然体験が少ない子どもは不道徳で邪悪なのかというとそうでもないと思うのですが……。
とにかく、今年からは総務省、文部科学省、農林水産省が連携し、小学校における農山漁村での長期宿泊体験活動を推進する「子ども農山漁村交流プロジェクト」がスタートするなど、国をあげての取り組みが本格化している一方で、これらを実施するにあたって、将来的な指導者不足の問題が懸念されており、文部科学省によると、5年間で10万人の指導者が必要だそうです。そこに目を付けた日清が、企業に勤務する中高年や退職者が、日本の将来を担う子どもたちの健全な育成のために社会貢献活動を行うモデルケースとするべく、「あやしいオヤジを、正しいオヤジに変える!」プロジェクトを実施する、と。
具体的には以下のような感じになります。
■プロジェクト概要
[1] 名 称:「"あやしいオヤジを、正しいオヤジに変える!" プロジェクト」
[2] 活動期間:2008年度~2012年度の5年間
[3] 取得資格:「学校支援リーダー」
[4] 活動場所:次の場所を想定しています。
i)「子ども農山漁村交流プロジェクト」
※毎年120万人の小学生が学校単位で実施する農山漁村での長期宿泊体験活動に「学校支援リーダー」として参画
※研修修了者は独立行政法人国立青少年教育振興機構に登録
ii)CONE加盟団体における活動
iii)地域の自治体や団体での活動
[5] 研 修:延べ25時間(2泊3日又は3泊4日)の研修カリキュラム
[6] 研修場所:・2008年~2009年 長野県小諸市内
・2010年以降 「安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター」
[7] 対 象 者:弊社グループ会社及び取引先社員など50歳以上の社員
[8] 研修人数:5年間で計200名
[9] 運営協力:NPO法人自然体験活動推進協議会 (略称:CONE)
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