ついに論文やレポートの「コピペ」を摘発するサービスが日本上陸
日本工業新聞社の報道によると、学生たちがインターネット上の文章を自分の論文やレポートに「コピペ」して盗用することを摘発するサービスが日本に上陸するそうです。インターネットからのコピペだけでなく、学生同士が写し合ったものも検出できるとのこと。
真面目に勉強していない学生にとって、かなり厄介なサービスなのではないでしょうか。
詳細は以下の通り。
FujiSankei Business i. 産業/「コピペ」摘発サービス上陸 学生論文不正許さん ネット盗用、瞬時判定
この記事によると、アメリカにあるアイパラダイムス社が提供している「turn it in」というシステムは、インターネット上の約90億ページの文字情報や約1万点の学術雑誌からなるデータベースと学生の論文やレポートなどを照合し、内容の類似性を瞬時に判定するサービスだそうです。
さらに判定したレポートの情報なども蓄積されて照合の材料となるため、学生同士の写し合いも検出できるとのことで、現在は英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語の4カ国語に対応していますが、秋にも日本語に対応するとしています。
ちなみにアイパラダイムス社は高校と大学を中心に世界で約6万5000の教育機関と提携する最大手で、一晩で約13万件の提出物を判定することもあるとのこと。とんでもない数ですね…。
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