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キリストを侮辱する言葉が書かれたシャツを着ていたとして16歳の少年を逮捕


オーストラリアで、キリストを侮辱する言葉が書かれたシャツを着ていたとして16歳の少年が逮捕されました。同時に、権利章典に不足があるのではないかという主張が出てきているようです。

詳細は以下から。
逮捕された少年が着ていたのはイギリスのメタルバンド「クレイドル・オブ・フィルス」のシャツで、「Jesus is a Cunt」と書かれているほか、修道女が自慰しているイラストが描かれていました。Cuntは元々女性器を意味する言葉。英語では性器や性行為を表す言葉は相手を侮蔑する意味で使われており、「fuck」「asshole」などはまだ日常的に使われる言葉なのですが、「Cunt」はまず使用してはならない言葉だとされているそうです。

少年を逮捕したArron Ottaway巡査部長は「私は決して信心深くはないが、あのシャツはあまりにも不快なものだった」と振り返りました。バプテスト教会のマット・ハント牧師は、主に対してそんなことをするなんて悲しい人々だ、みだりに神や主の名を使用することは重大な罪だと語り、「イエスが悪魔であるとかイエスをののしるような言葉を口に出すことは危ない橋を渡るようなものだから気をつけろ、と聖書にもあります」と述べています。


クレイドル・オブ・フィルスのファンでMolendinarに住むHayleyさんとArronさんは、6ヶ月前にカラーラマーケットで今回事件になったものと同じTシャツを購入しましたが、それを公共の場で着たことはないし、今後も着ないだろうと言っています。Arronさんによれば「私はTシャツのファンではないんです。ただ、バンド(クレイドル・オブ・フィルス)のシャツはレアだから時々着るだけです。私はシャツに書かれているようなたわごとは信じていないし、むしろ嫌いです。だから、ちょっと家の周りで着るぐらいです」とのこと。

この事件をきっかけに、オーストラリアの権利章典でプライバシーと言論の自由についてもっと強調するべきではないかと弁護士のBill Potts氏は主張しています。Potts氏は「少年の逮捕は馬鹿げており法律の評判を落とすもので、シャツは誰かを不快にするかもしれないが、愉快な気持ちにさせたかもしれない。教会の中や宗教の集会で意図して着ていたのならばともかく、年少者の無作法なメッセージを有罪にするなんて法律に対する悪評がつく。警察はまるで思想警察か検閲官のような振る舞いをしている」と述べています。

Band T-shirt draws charge - Local News - Gold Coast, QLD, Australia

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in メモ,   Posted by logc_nt

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