特許庁、音やにおいを商標登録できるように法改正へ
日本経済新聞社の報道によると、特許庁は従来の文字などに加えて「音」や「におい」といったものを商標登録できるように法改正する方針だそうです。
つまり「これはGIGAZINEの音」「これはGIGAZINEのにおい」といったような商標登録が可能になるということなのでしょうか。
詳細は以下の通り。
音・においを商標に、特許庁検討 2010年の法改正目指す
この記事によると、特許庁はインターネットの普及で企業が自社の製品やサービスを他社と区別する方法が多様化していることを受けて、従来の「文字」や「図形」「立体」「記号」またはそれらを組み合わせたものといった「目に見えるもの」に限って商標登録を認めていた方針を改めるそうです。
具体的には「音」や「におい」「動き」といったものに対する商標登録を認めることを検討しており、2年後の商標法改正案の提出を目指して来月にも研究会が発足するとしています。
実際に商標登録が認められた場合、似たような音や似たようなにおいなどに対してどれだけの権利保護が与えられるのかが気になるところですね…。
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