マイクロソフト、Linuxに対抗してWindows XPを大幅値下げ
![](https://i.gzn.jp/img/2008/05/14/xp_dricedown/xp_dricedown.jpg)
マイクロソフトがLinuxに対抗して、EeePCなどの低価格パソコン向け「Windows XP」の価格を大幅に値下げしました。
今年6月に一般向けの提供を終了し、低価格パソコン向けにのみ提供されることになったWindows XPですが、これからは低価格パソコンにバンドルされているOSとして多くの人に親しまれることになりそうです。
詳細は以下の通り。
Microsoft To Discount Windows XP for ULPCs
この記事によると、マイクロソフトはEeePCなどに代表される「ULCPC(Ultra-Low-Cost PC)」と呼ばれる超低価格パソコン向けに、Windows XPを大幅に値下げしたそうです。
これは価格を抑えるためにOSにLinuxがプリインストールされた超低価格パソコンが多いことを受けての措置で、マイクロソフトからPCメーカーに送られた機密文書によると、Windows XP Home Editionは先進国で1台あたり32ドル(約3350円)、インドや中国などの新興成長国市場では26ドル(約2700円)で提供されるとのこと。
日本でOEM版が1万円以上で販売されていることを考えても非常に安価ですね…。
しかし超低価格パソコンへのWindows XPの提供にあたって、マイクロソフトはCPUに1GHz以下(VIAのC7-MプロセッサとIntelのAtom N270プロセッサは除く)、メモリは1GB以下、液晶モニタのサイズは10.2インチ以下、80GB以下のHDDというハードウェア要件を課しています。
安価なのはうれしいのですが、せめてメモリの容量だけでもなんとかならなかったのでしょうか…。
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