3秒ごとにネット上にスパムページが出現していることが判明
法人向けのウイルス対策ソフトやスパム対策製品をリリースしているSophosによると、スパム関連のページがネット上では3秒ごとに出現しているそうです。まさにスパムによる汚染はとどまるところを知らないようです。
詳細は以下から。
New spam-related webpage found almost every three seconds, Sophos reports
毎日2万3300ページほどのスパムページが作成されており、大体3秒に1ページの割合でスパム関連ページが出てきているとのこと。これらのページにはリンクが挿入されており、精巧でないフィルタリングを回避して不注意なユーザーにクリックさせ、パソコンにいろいろなものを感染させるのが目的だそうです。
SophosのシニアセキュリティコンサルタントCarole Theriault氏は「スパマーがこれらの不快な策略から利益を出し続ける限り、スパムは継続するでしょう」とコメントしています。
これらのスパムページへのリンクを含んだスパムメールが山ほどネット上にはあふれており、2008年の最初の3ヶ月に送信されたメールのうち、92.3パーセントがこれらの危険なページへのリンクを含むスパムメールだったそうです。
スパムメールフィルタはいまや必須ですね……。
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