2010年までに登場予定のバイク用エアバッグ
自動車のように扉などがなく、事故が起きると遠くに放り出されてしまうバイクのライダーを保護する独立性エアバッグが2010年までに完成して登場するとのこと。
ロードレースの世界選手権でも試用され、ライダーを保護しているムービーがあります。
詳細は以下から。エアバッグ実験ムービー。
YouTube - Dainese D-airR Racing airbag stunt test in Adria
バレンシアグランプリ125ccクラスでエアバッグの作動を見せたMichi Ranseder氏。
YouTube - Motorcycle airbag in 125cc world championship
このエアバッグ「D-air」を開発したのはバイク用プロテクターを販売するDAINESE社。レース用のエアバッグで首と肩と鎖骨を保護するようにできているとのこと。スーツに設置された加速度計や角速度計・GPSなどから転倒が検知され、エアバッグが作動するようになっています。
2分49秒頃から体に装着していない状態のエアバッグが見られます。
YouTube - Dainese D-air Racing LIVE @ ITALIA 1 TV
「D-air」はあくまでレース用であって市販をする予定は今のところないようです。詳細は公式サイトから。
ちなみに日本で市販されているバイク用のスーツ型エアバッグでは無限電光社の「ヒットエアー」があります。
こちらは伸縮ワイヤーでバイクとスーツをつなぎ、一定距離離れるとエアバッグが作動します。
YouTube - airbag motorcycle jacket
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