ソニー、Blu-rayの製造コストをDVD以下に大幅引き下げ
日刊工業新聞社の報道によると、ソニーが記録型Blu-rayディスクの製造コストをDVD以下のコストで生産できる技術を確立したそうです。また、Blu-rayプレーヤーなどに搭載されているドライブの製造コストを引き下げることにも成功したとのこと。
次世代DVD戦争で圧倒的なシェアを確保しつつあるBlu-rayですが、製造コストの大幅な引き下げで普及に拍車がかかるのでしょうか。
詳細は以下から。
ソニーCID、ブルーレイの製造コスト引き下げ-DVDと同等以下:日刊工業新聞
この記事によると、ソニーケミカル&インフォメーションデバイスは記録型のBlu-rayディスクを、基板となるポリカーボネートを改善し、記録層や保護膜に用いる有機材などに独自開発した低コスト材料を採用することで、DVDの5~10倍かかっていた製造コストを、現行のDVDと同等以下のコストに抑えることができる技術を確立したそうです。
Sony Japan|プレスリリース | ブルーレイディスク用など、記録・再生光ディスクドライブの薄型設計とコストダウンを可能にする光集積デバイスを開発
また、ソニーはBlu-rayディスクなどの記録・再生光ディスクドライブ向けに、量産性に優れた安価な光学部品を用いることのできる光集積デバイス(レーザカプラ)を日亜化学工業と共同開発しており、これによりBlu-rayドライブの薄型化とコストダウンに成功したとしています。
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