メモ

JR東海、リニア新幹線の事業費5.1兆円を自己負担で建設することを発表


現在、東京から大阪までは東海道新幹線によって約2時間半で結ばれています。これを時速500kmで走行するリニアモーターカーなら約1時間で結ぶことができるのですが、その第一歩として、JR東海が超電導リニアによる中央新幹線建設を全額自己負担で行うことを発表しました。まずは2025年度を目標に首都圏と中京圏を先行して結ぶ予定となっています。

詳細は以下の通り。
自己負担を前提とした東海道新幹線バイパス、即ち中央新幹線の推進について

JR東海の発表によると、中央新幹線の建設にかかる総事業費は約5.1兆円で、これを自己負担したとしても安定配当は確保でき健全経営を維持することができると判断したことから、今後は自己負担を前提に手続きを進めるそうです。これまで新幹線(整備新幹線)の建設は国と地方自治体が建設費を負担してきたのですが、国の整備を待っていたらいつになるかわからないためこの方式を提案したとのこと。


LINEAR EXPRESS

リニア中央新幹線 ~リニア中央エクスプレス建設推進期成同盟会~

リニアによって東京と大阪を結ぶという目標は1962年にたてられたもので、1977年に宮崎の実験線で試験走行実験が開始、1997年には山梨の実験線で実験走行が開始され2003年12月3日に3両編成で時速581kmの世界記録をマークしました。

これが世界記録をマークしたMLX01。
mlx01-1 in baan on Flickr - Photo Sharing!


追加車両のMLX01-901。超ロングノーズ型です。
mlx01-901 weer bij brug on Flickr - Photo Sharing!

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in メモ, Posted by logc_nt

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