太りすぎという理由でニュージーランドが夫婦の移住を拒否
イギリス人女性が夫とニュージーランドで新生活を始めようとしたら、太りすぎという理由で入国を拒否されてしまいました。これまで何人が肥満で入国拒否されたかは答えられないとニュージーランドの入国管理局は述べているそうです。
詳細は以下から。British woman banned from entering New Zealand because she is too fat the Daily Mail
この記事によると最初に入国しようとしたときには夫婦そろって重量オーバーで、医療機関の負担になる可能性があると言われたとのこと。ニュージーランドは肥満の判定にBMIを使っていて、夫のRichieさんはBMI42で標準以上(overweight)と評価されるBMI25を大きく上回っていました。
Richieさんはダイエットをしてウエストを2インチしぼりなんとか基準をクリアしたのですが、妻のRowanさんはそれほど体重を落とすことができませんでした。クリスマスまでにダイエットが成功しなかったら入国を諦めるということで、現在Rowanさんは決死の戦いをしているそうです。
ニュージーランドの肥満防止団体のスポークスマンは「肥満の人を犠牲にするべきではないが制限を設けることには同意する。医療資源流出の原因となる人を受け入れる余裕はない」と述べています。
・関連記事
世界の国を肥満率の高い順に並べるとこうなる - GIGAZINE
肥満=多汗=腋臭(ワキ臭)が強いというのは「ウソ」 - GIGAZINE
人間が肥満になりすぎたのでディズニーが「It’s A Small World」を再設計 - GIGAZINE
あなたはアメリカの市民権を獲得できるか? - GIGAZINE
・関連コンテンツ