煮込めばさらにうまくなる「どて煮・どて焼」を15分で作るレシピ
どて焼とは、大阪で生まれた料理で、牛のスジ肉を味噌やみりんで時間をかけて煮込んだもの。愛知県など中京地方では「どて煮」と呼ばれており、赤みそで煮込んでいるらしい。言うまでもなく煮込めば煮込むほど味が染み渡り、非常においしくいただけるわけで。つまみにも最適。
ところがこのどて焼、実際に作ろうと思うとやたら時間も手間もかかる。スジ肉を煮込むのに1時間、さらに味噌などで煮込むのが30分、という感じ。そこであれこれ調べた結果、15分まで時間を短縮することに成功しました。実際に試食した編集部内でも大好評でした。
というわけで、15分で完成させるレシピは以下から。
今回使うのはこの3つ。
まずはモランボンのどて煮のたれ(206円)。これで味付け部分などが高速化可能。
作り方はこんな感じでかなり簡単。要するに鍋に全部放り込んで煮るだけ。
中身はこんな感じで、通常のどて煮のレシピとほぼ同一。
次は既にボイル(ゆでる)されたおでん用すじ肉串(596円)
ラップをはがしたところ。
最後は煮込み用のこんにゃく(152円)。糸こんにゃくを束ねたようなやつなので、味が短時間で染み通ります。
材料がそろったところで、まずはすじ肉を串からはずします。これは簡単。
こんにゃくはざるに出して、水で軽く洗っておきます。
そして水100ccとどて煮のたれを鍋に入れます
火を付ける前にまぜまぜしてこの状態にしておく
あとは材料すべてを放り込んで中火にするだけ
一応、可能な限り全体がつかるようにしておきましょう
あとはグツグツ煮込むだけ
かなり煮込まれてきた
グツグツ
12分後の時点でこうなってました、早い!
15分後、もう水分がない
できあがり、お好みでネギなどを上から盛ると目にも鮮やか
こんなに短時間だと中まで味が染みていないのでは?と思うかもしれませんが、異様な浸透力でほぼ完成しています。さらに水を加え続けてじっくり煮込むのもありですし、このまますぐに食べても問題なし。特にこんにゃくは通常のものと違って染みやすい形状のを選んでいるので、非常にうまい。手間もかからず、これだけの量のどて焼が完成するのはかなりいい感じかも。
ちなみに大阪近辺のどて焼の場合、串1本分で100円ぐらいします。
by titanium22
・関連記事
フライパンで10分以内に「揚げずにカリッとサクサクからあげ」を作る - GIGAZINE
とろけるように柔らかい「豚の角煮」を手抜きで作る - GIGAZINE
ふわふわの鯖の味噌煮を30分で簡単に作るレシピ - GIGAZINE
30分以内においしいタンドリーチキンを作る方法 - GIGAZINE
生地にマヨネーズを加えたホットケーキはふんわりサクサクでした - GIGAZINE
キリン「生茶」を使った緑茶しゃぶしゃぶ「生茶しゃぶ」を作りました - GIGAZINE
居酒屋によくあるカリカリの「鶏皮せんべい」を10分以内に60円で作る - GIGAZINE
・関連コンテンツ