レジストリをデフラグするフリーソフト「Auslogics Registry Defrag」
レジストリとは要するにWindowsなどのいろいろな設定を一元化してまとめたデータベースのこと。レジストリを使用するソフトなどが複数起動しているとこのレジストリにこまめにアクセスすることになります。
で、このレジストリは使用していく間に無駄な部分が発生して断片化したり肥大化したりします。そうすると前述したようなレジストリを使用するソフトの場合、その実行速度に影響を与えてしまい、全体的に速度が遅くなったりします。
これがレジストリをデフラグする理由ですが、通常のデフラグソフトではこの問題を解決できません。そこで使うのがレジストリ専用の無料デフラグソフト「Auslogics Registry Defrag」というわけ。Windows XP/Vista/2000/2003に対応しています。
というわけで実際に使ってみました。
まず本体のダウンロードは以下から。
Registry Defrag - Reclaim the Speed of Your Registry
http://www.auslogics.com/registry-defrag/index.php
Auslogics Registry Defrag - Reviews and free downloads at Download.com
ダウンロードしたらクリックして実行
「Next」をクリック
「Next」をクリック
「Next」をクリック
「Finish」をクリック。これでインストール完了。自動的に起動します。
起動したらこのソフト以外のすべてのソフトを可能な限り終了します。それから「Next」をクリック。
「OK」をクリックするとレジストリの解析が始まります。レジストリにアクセスするソフトがあると解析がうまくいかないので、事前に起動している別のソフトがあれば念のために終了しておきなさい、ということです。
解析中……大体1分ほどかかります。
解析終了。レジストリのデフラグを行うとどれぐらい肥大化していたレジストリをダイエットできるかが表示されます。今回の場合、5%ほどサイズが小さくなるようなので「Next」をクリック。
「はい」をクリックするとWindowsが再起動します。
再起動後、肥大化を解消してどれぐらい速度アップしたかが表示されます。どうやら10%ほど速度が向上したようです。「Display Report」をクリックするともうちょっと詳しいレポートを見ることができます。
大体こんな感じ。レジストリのどのあたりを削ったのかがわかります。
なお、レジストリはぶっ壊れるとWindowsが起動しなくなるため、念のためにバックアップを取ってから行った方が安心です。レジストリのバックアップは以下のフリーソフト「ERUNT」を使うと楽です。日本語化パッチもあります。
ERUNT and NTREGOPT
日本語化パッチ - ヴァルハラ
使い方は以下が詳しい。
ERUNTでウィンドウズXPを自動バックアップ
・関連記事
「Windows Live OneCare PC セーフティ」でレジストリを最適化 - GIGAZINE
起動しなくなったXPを救う「Rebuild」コマンド - GIGAZINE
Windowsの終了やログオフを高速化する「User Profile Hive Cleanup Service」 - GIGAZINE
起動するだけで全自動デフラグ可能なフリーソフト「JkDefrag」 - GIGAZINE
ピンポイントでデフラグできる高機能フリーソフト「Power Defragmenter」 - GIGAZINE
無料パーティション操作ソフト「Partition Logic」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ