NTTドコモが全データ通信に定額制導入を検討中
朝日新聞の報道によると、NTTドコモの中村維夫社長が、2008年までに携帯端末を使ったすべてのデータ通信に定額料金制のプランを設ける方向で検討していることを明らかにしたそうです。
背景にはiモードでのパケット料金定額プラン「パケ・ホーダイ」の契約数が1000万件を超えて定着していることなどがあり、これによってパソコンに携帯電話やカード型端末を接続して行うデータ通信も定額制になるとのこと。
詳細は以下から。
asahi.com:全データ通信に定額制導入検討 ドコモ・中村社長 - ビジネス
この記事によると、ネットワークにかかる負荷を検証する必要はあるものの、パソコンを用いたデータ通信が定額制になるという流れは間違いないことから、遅くとも2008年には定額制を始めたいとのこと。料金などについては今後詰めていくそうです。
また、紛失時の情報漏出に対応するためにも、メールの内容や電話帳などの個人情報を端末に記憶させず、ドコモが通信網のサーバーで管理できる機種を増やしていくとしており、法人などのビジネス用途を発掘したいとしています。
これを受けたauやソフトバンクも追撃に入るのでしょうか。特にソフトバンクは以前GIGAZINEでも取り上げましたが、他社が新しい料金プランを導入すると24時間以内に追従することを公約しているので、とても気になります。
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