ニワンゴ、YouTube規制回避のためニコニコ動画向け動画投稿サイト開始予定
22日夜に3000台以上からのDDoS攻撃を受けてサービスを停止したところに、YouTubeからアクセスを規制されていることが判明してベータサービスを終了したニコニコ動画ですが、サービスを提供しているドワンゴの関連会社「ニワンゴ」が、1週間後を予定しているニコニコ動画の新バージョンの公開に向けて、動画投稿サイトを自社で開設するそうです。
なお、先ほど電話して取材を試みたところ「本日の営業は終了いたしました。明日の営業時間は午前10時から午後6時となっております。」というアナウンスが流れただけでした。営業時間内に電話をしているはずなのですが…。
新バージョンが公開されるまで、ずっと営業時間外なのでしょうか。
詳細は以下の通り。
ニワンゴ、動画投稿サイト開始へ・1週間内に インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
この記事によると、ドワンゴの子会社のニワンゴは、自前で動画投稿サイトを用意し、利用の増大に対処できるようにするために新たな動画投稿サイトを3月初旬にも開始するとのこと。
ニワンゴの広報によると、YouTubeからアクセスを規制された理由として「ニコニコ動画経由のアクセスが多くなりすぎたからではないか」ということが挙げられており、ニコニコ動画の利用増大に伴う通信量の増大に対処するためにも、自社で動画投稿サイトを開設することにしたそうです。
また、ドワンゴの広報担当者に電話取材を試みた記事もあります。ここでも自社で動画サービスを始めることが言及されていますね。
ニコニコ動画(β)がサービス終了、真相を担当者に聞く
この記事によると、現在再開にあたっての大きな問題となっているYouTubeからのアクセス規制に関しては、YouTubeにコンタクトを取る予定があるが、どうなるかは分からないそうです。
そして予定しているニコニコ動画の新バージョンの機能としては、「ID発行」、「ブックマーク機能」、「タグ機能」を盛り込む以外に、負荷を制限する仕組みを作るとのこと。
2月7日の公式発表(PDFファイル)では1日2000万ページビューを突破していたとのことなので、その数だけ動画が再生されることを考えると、転送量や負荷を低減する仕組みは必要と言わざるを得ないということでしょうか。
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