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年内にHDDではなく、フラッシュメモリを搭載したiPodが出るかも


これはあくまでアナリストの推測でしかないのですが、年内に発売されるであろう次のiPodでは、消費電力節減の観点からも、HDDではなくフラッシュメモリを搭載するかもしれないそうです。

すでにiPod nanoやiPod shuffleがフラッシュメモリを採用していますが、iPodにまでフラッシュメモリが搭載されるのであれば、振動で壊れるといった心配をせずに大量の音楽を持ち歩けるようになりますね。

詳細は以下の通り。
AppleInsider | Apple may ax next-gen HDD iPod in favor of all-flash models

この記事によると、Prudential Equity Groupのアナリストである、Jesse Tortoraが出した「IT Hardware」というレポートによると、2007年末までにAppleは現在iPodの記録媒体として使用している1.8インチのHDDから、フラッシュメモリに移行するのではないかと予想されるそうです。


その理由として、フラッシュメモリは1GBあたりの単価がHDDよりも高いものの、Appleはコストよりユーザーの使い勝手を優先することを好むメーカーであることから、1インチのHDDを搭載したiPod miniから、フラッシュメモリを搭載したiPod nanoへ移行したような形で移行することは理に適っているとしています。

また年内に発売されるとするならば、コストの観点からも32GBのフラッシュメモリを搭載することが現実的であるとした上で、32GBであればiTunes Storeで販売されている映画などのコンテンツにも見合った容量であろうとしています。なお完全にすべて移行してしまうのではなく、新しい垂直磁気記録技術を採用した120GBのHDD搭載モデルなども用意され、用途に応じて選択できるようになるだろうとのこと。

ちなみに30GBのiPodだと40時間分の動画を収録できるものの、HDD搭載モデルだと3.5時間再生しただけで電池が無くなってしまうのに対して、フラッシュメモリを搭載したものだと5.5時間の再生が可能になり、およそ60%電池が持つようになるとしています。

つまり次のiPodはタッチスクリーンとフラッシュメモリを搭載したものになるということでしょうか…。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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