乗り物

ソ連が開発した変な航空機「エクラノプラン」が水上を疾走するムービー


エクラノプランとはソ連が開発した地面効果翼機の総称で、冷戦期にはカスピ海の輸送戦力として配備されていました。大型のものは巡航速度が時速400km以上で100トン以上の貨物を輸送することができるとか。そのエクラノプランが実際にはどのように動くのかわかるムービーがありました。

ムービーの再生は以下から。
YouTube - Ekranoplan Caspian Sea Monster ground effect plane

地面効果翼機(WIG)というのは、地面効果と呼ばれる翼と地面の間のクッション効果を利用して超低空を巡航する航空機のこと。ただ、国際法上は船舶に位置づけられるらしいです。


ソビエトでは特に大型のものが開発され、アメリカの諜報機関によって「カスピ海の怪物」という俗称がつけられました。こんなものが水上を疾走する姿をみたら怪物と呼びたくなる気持ちがよくわかります。

エクラノプランの機体を紹介しているサイトは以下。

KM, Orlyonok & Lun

カスピ海は怪物ランド

追記:YouTubeのムービーが削除されたので差し替えました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
旧ソビエト連邦の変わった建物あれこれ - GIGAZINE

ソビエト時代のプロパガンダポスター1469枚 - GIGAZINE

シリンダー型UFOに追跡されるソビエトのミグ21のムービー - GIGAZINE

旧ソ連で実際には建造されなかった超巨大建築物プラン図案集 - GIGAZINE

ロシアの地下鉄のトンネルはすごいらしい - GIGAZINE

ロシアの舗装されていないのでひどいことになった道 - GIGAZINE

次々と事故が発生するロシアのトンネル内のムービー - GIGAZINE

極寒の海をロシアからフィンランドまで一人で旅した男の潜水艦 - GIGAZINE

ロシア初のノートパソコン - GIGAZINE

in 乗り物,   動画, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.