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スクウェア・エニックスと学研、「シリアスゲーム」で業務提携


スクウェア・エニックスが60%、学研が40%を持ち寄って資本金1000万円の株式会社エスジーラボというのを設立し、「もっと!もっと!日本を賢くする」というコーポレートステートメントに基づき、学校その他教育機関向けシリアスゲームの企画、開発及び販売、公的な啓蒙目的のシリアスゲームの企画、開発及び販売、企業・職能トレーニング用シリアスゲームの企画、開発及び販売、ナレッジをベースにしたシリアスゲーム・コンテンツの企画、開発及び販売を行うそうで。

……で、シリアスゲームって何?スクウェア・エニックスと学研、シリアスゲーム事業で業務提携
共同出資により、新会社「SGラボ」を2006年5月に設立
http://www.gakken.co.jp/news/20060322.html

コンピュータゲームは、文字や映像、音楽はもとより、双方向性やストーリー性、
コミュニケーションなどの要素を統合し、かつユーザーによる主体的な関与を
生み出すメディアです。
シリアスゲームは、このようなコンピュータゲームの表現メディアとしての機能と
その開発技術、ビジュアル・デザインを応用することにより、
社会のさまざまな分野における問題解決を目的として制作されるものです。
海外では既に、学校教育や職能訓練、公共機関による社会啓蒙活動などの多くの分野で
シリアスゲームの利用が始まっています。
スクウェア・エニックスと学研は、今回の業務提携および
新会社SGラボの設立を通じて、シリアスゲーム事業に参入いたします。


つまり、通常のエンターテインメント、娯楽のためのゲームではないもの、ということらしい。例としては国連世界食糧計画(WFP)とコナミが開発した「フードフォース」なんかがそうですかね。

[gigazine:696] 国連世界食糧計画が制作した食糧援助体験ゲーム「FOOD FORCE」の日本語版が無料公開開始
http://gigazine.net/News/html/lg/000696.htm

あと、広義で言うならば「電車でGo!」シリーズとか「もじぴったん」「太鼓の達人」みたいな
ものもシリアスゲームの範疇らしい。

また、軍事訓練なんかに使われるシミュレーションゲームもシリアスゲーム。これでいくとNintendo DSのゲームはシリアスゲームに近いモノが多いっぽいことと、それでもかなりのヒットを記録していることから、スクウェア・エニックスがこのジャンルに着目し、その映像技術を多用した今までにないタイプのシリアスゲームを製作して発表するのではないかと。これに学研が一枚噛んでいるというのがなかなか面白い。今までの学研の培ってきたノウハウをどういう形で昇華させるのかに要注目。

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in ゲーム, Posted by darkhorse_log

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