マクラーレン・ホンダが戦った2017年F1の舞台裏に完全密着したAmazon独占ムービー「GRAND PRIX Driver」
世界最高峰のモータースポーツであるF1は、最新のテクノロジーが結集する戦いの場であり、車両開発はもちろんサーキット内外でのドライバーやチームの活動は、秘密のベールに覆われています。フェラーリに並ぶ名門チームであるマクラーレンは、2017年は「チーム創設以来最も苦しいシーズン」を送りましたが、その舞台裏を1年間にわたって追いかけ続けたドキュメンタリー「GRAND PRIX Driver」がAmazon Primeビデオで独占配信されます。マクラーレンのレース活動にかつてないレベルでのアクセスが許されたという全4回にわたるドキュメンタリーの公式トレーラームービーが公開されました。
GRAND PRIX Driver - Official Trailer [HD] | Prime Video - YouTube
サーキットを疾走するマシン。
2017年シーズンに向けてスペイン・バルセロナでテスト中のマクラーレン・ホンダMCL32。2017年シーズンは、サーキットに映えるオレンジカラーに変更されました。
「どんなミスでさえ、エンディングにつながり得る」のがF1の世界。ナレーションを務めるのは、ハリウッド俳優のマイケル・ダグラスです。
イングランドのサリー州ウォーキングにあるマクラーレンの拠点。
輝かしい歴史を作り上げてきた数々のマシンが展示されています。
エンジニアや……
チームや……
発表会など、これまでにないレベルでマクラーレンの姿を撮影することが許されました。
マクラーレンの正規ドライバーとして新加入したストフェル・バンドーン。
プロモーション用の写真撮影中の模様。
マクラーレンは過去8回のコンストラクターズタイトルを獲得した名門中の名門。
しかし2012年に7勝を挙げて以来、勝利から遠ざかっています。
ワールドチャンピオン2回のフェルナンド・アロンソにとって、マクラーレンでのレースは我慢の年が続きます。
若いバンドーンもまた同じ道をたどるのでしょうか……?
チャンピオンがチャンピオンを育ててきたのがマクラーレンの伝統。わき上がる疑問は常に「いつになったらマクラーレンは復活勝利を挙げるのか?」
「WAR ROOM(戦いの部屋)」とは一体どんな部屋なのか?
映像は再び開幕前のテストへ。
ホンダとのタッグも3年目。2017年は勝負の年。
ドライバーにここまで迫ったドキュメンタリーはないとのこと。
「最初にして最大の敵はチームメイト」
勝利を求めてマクラーレンチームの格闘に終わりはありません。
チームを束ねるのはザク・ブラウン。
「競争できる。やるだけだ」
開幕前のテストがひたすら続くカタロニアサーキット。
激しいトレーニングを行うバンドーン。
テストは順調なのでしょうか?それとも……。
GRAND PRIX Driverは全4回にわたってマクラーレンの戦いの軌跡を追いかけます。
パワーユニットを担当し共に戦うのはホンダ。かつて栄光をともに勝ち取った最高のタッグは、物別れに終わることになります。マクラーレンとホンダの関係の描かれ方にも注目が集まりそうです。
F1で最も成功したチームにおける1年の戦いをかつてない至近距離から見つめ続けた「GRAND PRIX Driver」は、Amazon Primeビデオで2018年2月9日から配信開始されます。
・関連記事
ホンダがF1にエンジンサプライヤーとして復帰し「マクラーレン・ホンダ」チームで戦うことを正式発表 - GIGAZINE
希代の名車「マクラーレンF1」のマニュアルに隠されていた小さなヒミツ - GIGAZINE
5億円以上の価値を持つ「マクラーレン・F1」のメンテナンスには20年前のCompaq製ノートPCが不可欠と判明 - GIGAZINE
世界最速のマシンを作るF1チームのファクトリーで行われる最先端の技術開発競争の実態 - GIGAZINE
F1は実車よりもeスポーツ(ゲーム)の方が盛り上がっている - GIGAZINE
F1マシンの進化の歴史が1分間でわかるムービー - GIGAZINE
104年前のカメラを使って現代のF1グランプリの様子を撮影するとこうなる - GIGAZINE
2009年のF1用にトヨタが開発したF1マシン「TF109」の組み立てムービー - GIGAZINE
・関連コンテンツ