Xiaomiのフラッグシップ「Mi 6」の圧倒的高級感ある「4曲面3Dガラス」デザインをフォトレビュー
Xiaomiが2017年4月28日に発売したフラッグシップモデル「Mi 6」は、ネット販売開始からわずか数秒で売り切れという爆発的な人気となっています。その「Mi 6」を速攻で入手できたので、まずは外観をまじまじと観察してみました。
小米6 - 小米商城
http://www.mi.com/mi6/
Xiaomi Mi 6は、白ベースの箱に入っています。
箱を開けるとMi 6が登場。
中身はMi 6本体、USBケーブル、イヤホンジャックアダプター、AC充電器、保護ケース、簡易説明書、SIMスロット解除ピン。
なお、説明書は中国語表記で英語はありませんでした。
今回レビューするのはMi 6の6GBメモリ/64GBストレージのブラックモデル。さっそく表面の保護フィルムを剥がして……
背面のフィルムも剥がします。
Mi 6は5.15インチフルHD(1920×1080)液晶ディスプレイ、SoCはQualcommのSnapdragon 835(8コア最大2.45GHz)、メモリは6GBで、ストレージは64GB/128GBのUFSを搭載する、Xiaomiのフラッグシップモデルです。
手にして感じるのは薄さとフィット感。表面の2.5Dガラスに加えて背面にかけて滑らかなカーブを描く本体デザインのため、手にしたときのフィット感は驚くほどで、「エッジが手に当たって痛い」ということは一切ありません。
天面にはマイクと照度センサー。
底面にはスピーカー、Type-CのUSBポート、マイク。
右側面には電源ボタンとボリュームボタン。
左側面はSIMカードスロットのみ。
SIMカードスロットは2枚のナノSIMを挿入できるデュアルSIMタイプです。
ディスプレイ上部には800万画素のフロントカメラとスピーカー。さらに右側にLEDインジケーターがあります。
ディスプレイ下部には指紋認証機能を持つホームボタン。なお、ホームボタンは物理ボタンではなく、iPhone 7シリーズと同様のタプティックタイプで振動によってクリック感を演出します。
サイドのカーブラインは前モデル「Mi 5」を彷彿とさせますが……
横だけでなく上下も曲面でつながる四方完全ラウンド形状にMi 6では変更されました。Xiaomiはこの4方向が滑らかにつながる独特のラインを「四曲面3D玻璃(4曲面3Dガラス)」デザインと名付けています。
リアは1200万画素広角レンズ+1200万画素望遠レンズを搭載するデュアルカメラになったのが最大の特長。光学2倍ズーム&4軸光学手振れ補正に対応しています
背面のロゴは前々フラッグシップモデル「Mi 4」と同様に光沢メッキ加工になっています。
Mi 6のデザインの特徴として、目立ちにくいアンテナラインを挙げることができます。iPhone 6シリーズの通称「Dライン」に代表される通り、スマートフォン背面のデザインを台無しにするアンテナラインは、側面上部と……
底面左右にわずかに残るのみ。アクセントにとどまりデザイン性を損ねないようになっています。
手にしたときに「薄い」と感じたので、代表的な薄型端末のiPhone 7と比較すると、わずかにMi 6が厚いくらい。iPhone 7が7.1mm厚でMi 6が7.45mmですが、ほぼ同じ厚さという印象です。
付属品にはType-CのUSBケーブルの他に、イヤホンジャックアダプター(画像左)が入っていました。
Mi 6はiPhone 7シリーズと同様に3.5mmイヤホンジャックを搭載していないため、Type-CのUSBポートをイヤホンジャックに変換するアダプターが付いているというわけです。もっとも、アダプターは煩わしいだけでなく充電しながらイヤホンを使えず不便なことも多いため、ここまでiPhoneを見習う必要はないのに……と感じてしまいます。
Mi 6は急速充電機能の「Quick Charge 3.0」に対応しています。
また、Mi 6にはXiaomi純正の保護ケースも付属していました。
ケースの材質はTPUで、半透明。
よく見ると、アンテナライン部分だけ厚みが薄くなっており、通信しやすいよう工夫が施されている模様。
Mi 6に装着すると、「光沢感のあるブラック」という元の印象をまったく損ねないデザインになっています。
もちろん純正品なので、穴のフィット具合はばっちり。
表面の周囲に1mm弱の段差があるため、ディスプレイを下にして置いても傷がつきにくそう。ガラスフィルムを貼っても段差が気にならないようになっています。
ということで手にしただけでデザイン性の高さを感じるMi 6については、近日、より詳しくレビュー予定なのでお楽しみに。
・つづき
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