ハードウェア

溺れそうになると自動的に膨らんで助けてくれる救命具「PLOOTA」


世界の溺死者数は年間37万2000人。毎日、1時間に42人が溺れて亡くなっている計算です。特に、24歳までの若者の死因は10件に1件が溺死。この状況をなんとかすべく生み出されたのが、世界初のセンサーで膨らむスイマー向けセーフティデバイス「PLOOTA」です。

PLOOTA by PLOOTA — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/286301580/ploota


海や川、プールと、水遊びができる場所はいろいろありますが、そこには常に事故への危険性がつきまといます。車ならシートベルトが、バイクならヘルメットが、それぞれ事故の時に体を守ってくれますが、水遊びにはそういったアイテムがありません。あえて挙げるなら救命胴衣(ライフジャケット)ですが、釣りの時ならともかく、救命胴衣をつけていては泳ぐことはままなりません。

そんなシチュエーションでも安全を確保できるものは何かないだろうか……ということを考えて生み出されたのが、この「PLOOTA」です。着用時・展開時のイメージはこんな感じ。


それほどかさばるような大きさではありません。


仕組みをとても簡単に説明したのがこの図。水泳や水遊びをしている時にPLOOTAを着用していると、危険な状態に陥ったとき、具体的には溺れたときにセンサーが自動的に状況を判断して浮き袋を展開、安全を確保してくれます。


ダイビング用マスクに似ているようにも見えますが、着用方法は首にひっかけるだけで、口にくわえるものではありません。首にかけている部分にセンサーが内蔵されています。また、向かって右側(首にかけたとき左側)の出っ張りは手動トリガーになっていて、任意のタイミングでPLOOTAを膨らませることができます。向かって左側(首にかけたとき右側)の出っ張りはCO2カートリッジで、一度PLOOTAを膨らませたあとも、カートリッジを交換すれば再利用可能。


PLOOTAは現在、Kickstarterで製品化へ向けた出資を募集中。ゴールは5万ユーロ(約620万円)に設定されています。

プロジェクトが目標額に達成したときに得られるリワードは
・5ユーロ(約620円):感謝のデジタルメッセージ
・25ユーロ(約3100円):PLOOTA Tシャツ
・65ユーロ(約8100円):PLOOTA本体1つ(早期申込割引・定価の35%引き)
・80ユーロ(約1万円):PLOOTA本体1つ(定価の25%引き)
・130ユーロ(約1万6100円):PLOOTA本体2つ(早期申込割引・定価の35%引き)
・160ユーロ(約2万円):PLOOTA本体2つ(定価の25%引き)
・320ユーロ(約4万円):PLOOTA本体4つ&CO2カートリッジ2つ
・800ユーロ(約10万円):PLOOTA本体10個&CO2カートリッジ10個&Tシャツ
・4000ユーロ(約50万円):PLOOTA本体50個
・8000ユーロ(約100万円):PLOOTA本体100個
となっています。なお、日本から申し込むと送料として12ユーロが別途必要です。

PLOOTAの出資締切は2017年6月23日1時59分です。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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