メモ

A4・A5ノート、レターサイズがそろったブック型水筒「memobottle」


一般的に水筒といえば円筒型であることが多いものですが、オーストラリアで開発された耐衝撃プラスチック製の「memobottle(メモボトル)」はノートのような四角形の形状を持つ水筒です。持ち運びに便利なA5、A4、レターサイズが用意されており、地球環境に配慮したリユースをコンセプトにデザインされています。

memobottle - A4, A5 AND LETTER RE-USABLE WATER BOTTLES
http://www.memobottle.com/


memobottleがどのような製品なのかは、以下のムービーなどを見るとわかるようになっています。


A5用紙、A4用紙、そして欧米でよく使われるレターサイズの大きさに作られたプラスチック製ボトル、それがmemobottleです。


一般的な書類などと同じ面積のため、カバンにもすんなりフィットして持ち運びも簡単です。


各サイズのおよその寸法は、A5サイズが148×210mm、A4サイズだと210×297mm、そしてレターサイズの場合は216×279mmとなっています。数値もさることながら、普段使っている用紙の大きさを思い浮かべれば一発で実感できます。


A5サイズの容量は750mlと、ちょっとしたお出かけであればほぼ不満のないサイズ。


A4サイズになると1.25リットルと、一日分の飲用量に十分なサイズとなっています。


レターサイズもA4サイズと同じ1.25リットルとなっています。


素材には耐久性、安全性が高いイーストマン社製のTritan(トライタン)が用いられています。耐衝撃性プラスチックとも呼ばれるトライタンを用いることで持ち運び中の破損を防ぐほか、BPAなどの有害な物質も含まれない素材です。


そのため、持ち運びの際に破損することもほぼなく、水漏れの心配もほとんどなし。


食洗機の使用もOKなので、熱湯による消毒作用も期待できます。


このmemobottleが開発された狙いは、大量に生産されて廃棄される使い捨てボトルの無駄をなくすため。昨年1年間で、世界中で500億本もの使い捨てボトルが販売されました。また、アメリカ国内では1秒間で1500本もの使い捨てボトルが捨てられているという現実があります。


また、これらのボトルを作り出すための石油やエネルギー資源を考慮すると、地球環境に与える影響は大きいといえます。このような無駄をなくすためにmemobottleは開発されたそうです。


このmemobottleはクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標金額の1万5000AUD(オーストラリアドル、約150万円)に対して記事作成時点では約4万AUD(約400万円)の出資が集まっています。

最も小さいサイズのA5ボトルは、800個限定の早期割引のEarly Birdプランだと22AUD(約2200円)。ただし通常価格でも23AUD(約2300円)とさほど変わりはありません。


A4ボトルとレターサイズボトルにも各800個限定のEarly Birdプランが用意されており、価格は共通の32AUD(約3200円)。通常価格は33AUD(約3300円)です。なお、ボトルはそれぞれフタのカラーを黒と白からチョイスすることが可能です。


おトクなコンボセットの場合、A5ボトルとA4ボトルのセットが45AUD(約4500円)と、およそ1000円分の割引となっています。さらに、全サイズセットのFull Set Comboだと70AUD(約7000円)と、約1600円分安くなっています。


さらに、250AUD(約2万5000円)を出資すると、全ての製品にプラスして今後12か月の間に登場する製品を全て1個ずつゲットすることができたり、500AUD(約5万円)の場合は上記にさらにプラスしてウェブサイトに顔写真つきで感謝の言葉が添えられる、という特別プランも用意されています。

また、オーストラリア国外への発送には、各プランによって7AUDから18AUD(約700円~1800円)の送料が別途必要です。出資の締め切りは日本時間で2014年10月13日(月)12時23分となっており、出荷時期は2014年12月ごろが予定されています。

memobottle - A4, A5 & Letter Reusable Water Bottles by memobottle — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1645027465/memobottle-a4-a5-and-letter-reusable-water-bottles


なお、日本はお弁当文化発祥の地ということもあってか、デザインは少し異なるものの同じコンセプトを持つブック型の水筒が作られていたりします。

Amazon.co.jp: MODE LINE ブック型スリム水筒 560ml (BK) KPBKS6: ホーム&キッチン

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE

自販機内のウォーターボトルを見ると中でソニーのウォークマンが水没していた - GIGAZINE

ボトル入り飲料水に関する3つのバカバカしい事柄 - GIGAZINE

ペットボトルに取り付けるだけでビアサーバーのようになる「Soda Dispenser」 - GIGAZINE

ボトル入りのミネラルウォーターはバクテリアだらけ、基準値の100倍以上含むものも - GIGAZINE

外出先でも水をきれいにできる浄水フィルター付きタンブラー「NAVA」 - GIGAZINE

ニコンやキヤノンの高級レンズそっくりに作られたタンブラーを買ってみた - GIGAZINE

宙に浮くことで滴がたれても机などを汚さないクリエイティブなマグカップ「Floating Mug」 - GIGAZINE

テーブルにしっかり張り付いて倒れないマグカップ「Mighty Mug」 - GIGAZINE

飲む気がそがれそうな便器型マグカップ - GIGAZINE

in メモ,   動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.