水と塩を入れるだけで30時間連続で点灯するLEDランタン「MIZUSION」(ミズシオン)レビュー
「MIZUSION」(ミズシオン)は水と塩を入れるだけで最大30時間も点灯し、繰り返し使えるというLEDランタンです。簡単・お手軽に明かりをとれるLEDランタンを実際に使ってみました。
MS-T210WH水と塩で発電するLEDランタン「MIZUSION(ミズシオン)」|LEDランタン|個人のお客様向けサイト - マクセル
https://www.maxell.jp/consumer/ms-t210wh.html
◆外観チェック
MIZUSIONはこんな箱に入っています。
箱の横には使い方が書かれてあります。「1.塩を入れる」「2.水を入れる」「3.光る」の3ステップで、とてつもなく簡単に使えるとのこと。
箱の中身はMIZUSION本体、簡単な説明書、メジャーカップとなっています。
MIZUSIONの大きさは直径が95mmで高さが215mm。水筒くらいのサイズです。
天面には注水口キャップ。
反時計回りに回すと外れます。
この注水口から塩と水を入れればOKです。
この筒の中で塩水になり、底部にあるマグネシウム合金(パワーバー)と反応することで発電する仕組み。
側面の黒いゴムが電源ボタンで、LEDをON/OFFできます。
出っ張っているのがパワーバー。
反時計回りに45度回すとスポッと抜けます。
これがマグネシウム合金のパワーバー。80時間(約2.5回分)使えます。なお、パワーバーを交換すれば、MIZUSIONは繰り返し使えます。
メジャーカップは塩7グラムを計量できます。塩は粒の粗いものは注水口が詰まるので、食卓塩などの粒の細かいものを使う必要があるのには注意が必要です。
底のフタは取り外すことができ、水の量(1.5杯分)を計る計量カップになります。
フタを外せばパワーバーが見える状態。
◆水と塩だけでMIZUSIONを点灯させてみた
メジャーカップで約7グラムの「塩」とフタで約180ccの「水」をMIZUSIONに入れて、2分足らずでLEDランタンを点灯させる様子は以下のムービーを見ればよくわかります。
水と塩を入れるだけで30時間連続で点灯するLEDランタン「MIZUSION」をたった2分でセッティング - YouTube
LEDライトは適度な明るさがあり、暗がりで手元を照らすという用途では十分使えそうです。また、スイッチでON/OFFできるのは意外と便利だと感じました。
MIZUSIONは30時間連続で点灯できるとのことなので、本当に丸1日(24時間)以上点灯するのか確かめてみました。
水と塩を入れるだけでOKなLEDランタン「MIZUSION」(ミズシオン)を24時間以上連続で点灯させてみた - YouTube
途中で時計が映っていないというアクシデントがありましたが、午後1時から翌日の午後5時半まで点灯していたので、24時間以上は余裕で連続点灯することが分かりました。なお、30時間以上使い続けると、水酸化マグネシウムが本体内部に堆積し、塩水や水酸化マグネシウムを排出できない恐れがあるので注意が必要です。
◆お手入れ
使い終わったら、MIZUSIONをお手入れします。洗い場でパワーバーを本体から抜くと、真っ白な水酸化マグネシウムがマグネシウム合金の表面にたっぷりと堆積していました。
側面の半分はそれほどでもなく、マグネシウム合金の表面が黒く変化しています。
まずは、水酸化マグネシウムで白濁した塩水を捨てます。
次に、本体内に水を注ぎ入れて、パワーバーを取り付けて、シェイクします。
パワーバーを取り外して中の水を捨てます。このすすぎを2、3回繰り返した後、約30秒間流水で通水させればOKです。
水と塩だけあれば30時間連続で点灯するLEDランタン「MIZUSION」は、とてつもなくお手軽なランタンで電源のON/OFFも可能なのでキャンプなどアウトドアで活躍してくれそう。また、塩さえ底のフタの中に小分けして忍ばせておけば、いざというときにすぐに使う事ができます。災害など、万一のときでも24時間以上点灯するMIZUSIONがあれば、少なくとも日が昇るまで手元を照らすことは可能なので、防災用にも良さそうです。
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