ゴジラのアニメ映画「GODZILLA」2017年全国公開が決定

庵野秀明総監督・樋口真嗣監督による映画「シン・ゴジラ」は公開から20日で累計観客動員数が268万人、興行収入は38億円を突破。1954年公開の「ゴジラ」からシリーズを通しての累計観客動員数が1億人を突破するという快挙も成し遂げました。
この「ゴジラ」旋風の中、『誰も見たこともないゴジラ』としてアニメーション映画「GODZILLA」が2017年に全国公開される予定であることが明らかになりました。
アニメーション映画『GODZILLA』OFFICIAL SITE
http://godzilla-anime.com/index.html
タイトルに合わせて公開されたティザービジュアル。ゴジラの姿はなく、どこかを調査に来たらしい人影が3つ。

監督は「ダブル監督体制」が取られます。1人は、テレビアニメ「シドニアの騎士」や劇場版「名探偵コナン」の監督を2011年から2016年まで連続で務めることで知られる静野弘文。もう1人は「シドニアの騎士」では副監督を務め、続編の「シドニアの騎士 第九惑星戦役」では監督を、「亜人」では総監督を務めた瀬下寛之。
静野弘文監督コメント:
ゴジラが大好きな人も、まったく知らない人も楽しめるアニメならではの壮大なスケールのエンターテイメントを目指しています。ご期待ください。
瀬下寛之監督コメント:
虚淵玄さんと静野孔文監督、超個性的でグローバルセンスに富んだ才能を持つ二人のクリエイターと共に、壮大な世界観と人間ドラマを目指します。
ストーリー原案・脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」「PSYCHO-PASS サイコパス」で知られる虚淵玄(ニトロプラス)が担当。
虚淵玄さんコメント:
ゴジラというタイトルに関わらせていただけるのは、日本に生まれたクリエイターとして最高の名誉であると思っています。ここまで支えてくださった大勢の方々に感謝を捧げるとともに、そのご期待に添えるよう全力を尽くす所存です。
虚淵さんの所属するニトロプラスのでじたろうさんによると、話があったのは2年前のことで、すでに脚本は脱稿済みだとのこと。
ゴジラのお話を頂いたのは2年前。虚淵の脚本は既に脱稿済み。シン・ゴジラの大ヒットはこの企画にとって嬉しい半面プレッシャーも大きいですが、静野さん瀬下さん両監督や素晴らしいスタッフの力でアニメならではの魅力的な作品の完成を信じています https://t.co/V14Jd13gOW
— でじたろう@ニトロプラス (@digitarou) 2016年8月18日
制作スタジオは「トランスフォーマー・プライム」「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」のポリゴン・ピクチュアズ。
作品は東宝映像事業部の配給で、2017年全国公開が予定されています。
「シン・ゴジラ」で新時代のゴジラの姿が描き出されましたが、果たしてアニメ版はどんなものになるのでしょうか。

©2016 TOHO CO.,LTD.
©2017 TOHO CO.,LTD.
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