現実で積み木を組むとiPadの中でキャラクターが遊んだり水が飛び出したりするゲーム「KOSKI」
拡張現実(AR)と物体認識技術を使って、積み木遊びをiPadと組み合わせたゲームが「KOSKI」です。積み木を組むとiPadの中でキャラクターが動いたり、水が飛び出したりするという、一般的な積み木遊びやiPadのゲームとは異なる新しいゲームとなっています。
KOSKI GAME - deform
http://www.studiodeform.com/KOSKI-GAME
Building Block Game Combines Physical And Digital Play
http://www.psfk.com/2016/07/augmented-realiity-building-block-game-for-kids.html
KOSKIで遊んでいる様子は、以下のムービーで見ることができます。
KOSKI on Vimeo
KOSKIをプレイするために使うのは、積み木とiPad。一般的なモバイル端末用ゲームのように画面をタッチするのではなく、実物の積み木とiPadを組み合わせて遊ぶゲームとなっています。
積み木の入っている箱はフタが黒く塗られていて、iPadのカメラで積み木を認識するための台座として使います。
カラフルな磁石シールと……
積み木の先端についた磁石を、iPadのカメラが捉えると、物体認識技術を使って画面上にさまざまなエフェクトが表示されるという仕組み。
専用アプリを起動したiPadを、台座の前にセット。
まず青い磁石シールを台座に置くと、中央部分の穴から青色のこびとが登場。
磁石シールをぺたぺたと配置するとこびとが移動。
赤い磁石シールからは、木が生えました。
積み木もぺたぺたと台座にくっつけることが可能。
積み木の上からこびとがジャンプ!
どんどん積み木を組んでいきます。
こびとが積み木の上に立ってハンドルを回すと、青色の磁石から水がどばーっと流れ出し、机の上が水浸しに。
遊び終わった後は、こびとたちは穴の中に帰っていきます。
KOSKIは、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生であるVáclav Mlynářさんによる卒業制作の作品。Mlynářさんは在学中に、プロダクトデザインや家具の設計、インテリアデザインなどを手がける会社Studio deFORMを設立し、現在はロンドンで活動中とのことです。
・関連記事
ブロックを組み合わせてiPhoneアプリ連動のおもちゃが誰でも作れる「ATOMS」 - GIGAZINE
物語を読みながらレゴブロックのように組み立てて遊べる「GoldieBlox」 - GIGAZINE
シンプルな積み木ゲーム「ジェンガ」に革命を起こすピストル「ジェンガピストル」 - GIGAZINE
Googleがブロックを組み合わせて遊ぶだけでプロラミングを学べる子ども向けツール「Project Bloks」を開発中 - GIGAZINE
子どもの頃によくやったような想像の遊びアレコレを総まとめしたムービー「Games We Play」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ