目覚まし時計に快適な睡眠&起床のサポート機能などの多機能を盛り込んだ「BEDDI」
どんな目覚まし時計を使うかは毎日の睡眠に大きな影響を及ぼすため、生活の質にも関わってきます。そこで目覚まし時計に快適な睡眠と起床を促す機能を搭載しただけでなく、起床時の空調をベストな状態にしたり、できたてのコーヒーを用意したり、外出前に1日の天気や交通情報を調べて教えてくれたりするという多機能すぎるスマート目覚まし時計「BEDDI」の販売がスタートしました。2015年にIndiegogoで出資を募っていたものが、見事製品化を果たしたようです。
BEDDI - WITTIDESIGN
http://wittidesign.com/en/beddi/
BEDDIがどのような機能を搭載したスマート目覚まし時計なのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。
BEDDI - Intelligent Alarm Clock. Features Highlight - YouTube
これがスマート目覚まし時計「BEDDI」。
上部に3つの「スマートボタン」を搭載しており……
ボタンを押すだけでPhilips hueの照明を簡単に操作することができます。
裏面にはUSBポートがあるので、ごそごそ電源タップを探さなくてもモバイル機器を充電可能。
ポートはUSBポート×2(2.1A/1A)、AUX、電源用DCジャックなどがあります。
天面にはスマートフォンクレードルがあり、眠る時は専用アプリを入れたスマートフォンをセットすると、部屋の電気が自動的に消灯。
つづいて眠りを促すホワイトノイズが再生されます。アプリから好きなホワイトノイズを設定できるとのこと。
アラーム設定時間になると朝日を模したライトが点灯します。けたたましいアラームとは異なり、自然な起床で1日をスタート可能。
また、家電オートメーションアプリ「Wemo」にも対応しているので、起床時間に合わせてコーヒーをいれたり……
Nest Thermostatと連動して、起床時間に合わせて室温を適度に調節したりできます。
ただ起床するだけで、気持ちいい温度に設定された部屋でできたてのコーヒーを飲むことができるわけです。
さらにBEDDIはBluetoothスピーカー機能も搭載しているので、スマートフォンから好きなプレイリストを再生できます。音楽ストリーミングのSportifyを内蔵しているので、自分の端末にない音楽まで聴けてしまいます。
朝の通勤に合わせて1日の天気や交通情報をチェックして教えてくれ……
出発時間が迫ってきたら「あと15分で出発する必要があります」と音声で知らせてくれます。
スマートボタンにオンライン自動車配車サービスのUberを設定しておけば、ボタンを押すだけでタクシーを手配可能。
BEDDIは良質な睡眠をとれるようになるだけでなく、部屋の照明の操作・家電の操作・出勤前の天気&交通情報チェックなど、寝室に1台置いておくだけで生活が便利になるスマート目覚まし時計となっています。ただし、2016年秋に登場するiOS 10で追加されるHomeKitアプリを使えば、iPhoneで家電を操作できるようになるはずなので、iPhoneユーザーだと将来的にいくつかの機能が重複する可能性があります。
なお、BEDDIは99ドル(約1万円)で販売される予定ですが、記事作成時点で先行予約を受付中で、特別価格の79.99ドル(約8000円)で注文できるようになっています。カラーはホワイトとブラックの2色から選択でき、日本への発送は別途送料として20ドル(約2000円)が必要です。
BEDDI - Intelligent Alarm Clock – WITTI STORE
http://store.wittidesign.com/products/beddi-intelligent-alarm-clock
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