いつでもどこでも超絶簡単に2、3人がけのソファが作れる「エアーソファ」を使ってみた

屋内はもちろんのこと、屋外でのキャンプやフェス、海やプールでも活躍しそうな、空気を入れるだけでいつでもどこでも簡単に2、3人がけのソファを作れるのが「エアーソファ」です。Amazon.co.jpで約5000円で販売していたので、実際の座り心地や使い勝手を確かめてみるべく購入してみました。

購入したエアーソファがコレ。

iPhone 6とサイズを比較するとこんな感じ。

黒色のひもがついたバッグの中にエアーソファが入っており、成人男性にエアーソファをかついでもらうとこんな感じで、ナップサックのような見た目です。重量は約1.3kgですが、実際にかついでみるとかなり軽く感じます。

バッグの中からエアーソファを取り出しました。

表面はこんな感じで、生地には防水性のあるナイロン素材が使用されています。

黒色のプラスチック素材の留め具を外すと……

ビローンと全体を伸ばすことができます。エアーソファは空気を入れていない状態だと、長さは約260cmあります。

たたむ際は、黒色の帯部分を2つに折り曲げてから、黒色の帯とは反対側から空気を抜くようにぐるぐる巻いていきます。

この黒色の帯部分にはワイヤーのようなものが入っており、ここを開いて空気を充填します。黒色の部分を開いて中を確認すると、水色のナイロン生地の内側には透明のナイロンが張られていました。なお、この黒色の空気を充填する口は2つあり、2つの空気を充填できる袋がひとつになってエアーソファを形成しています。

実際に屋内でエアーソファを作ってみようと思ったのですが、風がない場所で空気を充填するのは非常に難しく、扇風機やサーキュレーターなどがなければエアーソファをつくるのは難しかったです。

そんなわけで、エアーソファを作るべく外にやってきました。

エアーソファを作るには、黒色の口部分を持って中に空気が入るようにすればOK。ただし、風のない日はエアーソファの中に空気が入るように、口部分を持って走り回る必要があります。

空気が溜ったら黒色の口部分を閉じて、ぐるぐる巻きます。

口部分を巻いてエアーソファがパンパンに張ったら……

口の両端にある留め具をカチリ。

これでエアーソファの完成です。

実際に座るとこんな感じ。空気の入り具合で座り心地は代わりますが、空気の入りが緩いと以下のようにどっぷりエアーソファが体を包むように沈み込みますが、パンパンに空気を充填しておけば高反発なエアーソファにすることも可能。

縦に寝転がってベッドみたいに使うこともできます。ただし、エアーソファは2つの空気袋を両端で留めているような構造になっているため、空気の入りが悪いとエアーソファの真ん中の袋同士がつながっていない部分に体が落ちていくので注意。

耐荷重は150kgなので、だいたい2人までなら同時に座ることができます。。

エアーソファの便利な点はそのコンパクトさです。使い終わったら、真っ直ぐ伸ばして空気を抜きながらぐるぐる巻きにして……

空気の吸引口まできたら、2つ折りにして……

ストラップで留めれば収納完了です。空気を入れる作業は少し面倒ですが、空気を抜きながらたたむ作業は3分もかからず簡単に行えるのもポイント。

実際に使ってみると、ただ中に空気を充填するだけのソファなので、やはり座り心地はそこそこです。しかし、それを補ってあまりあるほどの圧倒的な持ち運びやすさと収納しやすさを備えており、キャンプやピクニック、海などで大活躍しそうな予感です。エアーソファはかさばらない上にかついで持ち運べば両手がフリーにもなるので、「イスはほしいけど折りたたみのイスを持っていくほどではない」という場合や、「折りたたみ式のイスはかさばって邪魔」という人にとってはうってつけのイスです。

なお、エアーソファはAmazon.co.jpで税込4980円で販売中です。

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