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わずか400円の激安スマホ「Freedom 251」がついに出荷へ


インドの企業Ringing Bellsが発表した価格わずか4ドル(約400円)のスマートフォン「Freedom 251」は広告写真が実物とかけ離れていたことや、実際の端末が中国メーカーの流用だったことなどから、大きな話題となりました。しかし、当初の予定通り2016年6月30日に出荷が行われると発表があり、4インチディスプレイ、8メガピクセルのカメラ、1800mAhのバッテリー、1GBのRAMを搭載した400円のデュアルSIMスマートフォンが、ついに人々の手に渡ることとなります。

India's $4 smartphone will begin shipping next week
http://thenextweb.com/gadgets/2016/06/26/india-4-smartphone-shipping/

India's $4 smartphone to begin shipping this week; 70 million customers registered so far
http://www.neowin.net/news/indias-4-smartphone-to-begin-shipping-this-week-70-million-customers-registered-so-far

Freedom 251は当初、 ベゼル幅の狭い、洗練されたデザインのスマートフォンとして発表されました。


しかし実際にジャーナリストの元に送られたテスター版は上記の画像とは似ても似つかないデザインでした。アプリはiOSアプリのデザインに酷似していることに加え、本体は中国メーカーAdcomの格安スマートフォン「Ikon 4」が無断で使われており、Adcomは何らかの法的措置を執る可能性を示唆したそうです。


2016年2月に発表された時のFreedom 251は以下のような感じ。

超激安400円台のスマホ「Freedom 251」 - GIGAZINE


実機が広告写真からかけ離れていることが判明し、デザインが変更されるまでの流れは以下の記事から詳しく読むことが可能です。

わずか400円のインド産激安スマホ「Freedom 251」が中身は中華スマホで著作権を侵害しまくりと判明 - GIGAZINE


一騒動あったFreedom 251ですが、製造元のRinging Bellは2016年6月30日に予定通り出荷が行われる予定だと発表。創業者でありCEOのMohit Goel氏によると、予約者向けに20万台のFreedom 251が準備されているとのことです。

ニュースサイトのThe Indian Expressが掲載した画像を見ると、iOSの写真アプリのアイコンそっくりだったギャラリーアイコンなどのデザインが修正されています。


最終的なFreedom 251のスペックは以下の通り。

・4インチディスプレイ
・8メガピクセルの背面カメラ、3.2メガピクセルの正面カメラ
・3G接続
・1.3GHzクアッドコアCPU
・1GBのRAM
・8GBの内部ストレージ(32GBまで拡張可能)
・1800mAhバッテリー
・Android 5.1 Lollipop
・黒・白の2色展開

なお、Adcomの創業者であるSanjeev Bhatia氏は大量の自社スマートフォンをRinging Bellに販売した事実はあるとしながらも、再販されることは聞かされてなかったと話しており、今後、法的措置が取られる可能性はまだ残されています。

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in モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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