日本最大級の高さ123mで床がスケスケな大観覧車「OSAKA WHEEL」がEXPOCITYに完成、一足早く乗ってきました
エキスポランド跡地に完成した大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」は、2015年11月の開業からはや7カ月が経過しています。EXPOCITY敷地内に作られた大観覧車「OSAKA WHEEL(オオサカホイール)」は、日本最大の高さ123mを誇ることもあり、工事が延びたため2016年7月1日にいよいよグランドオープンを迎えます。オープンに先駆けて内覧会が実施されたので、一足早く日本最大の観覧車がどんなものなのか、見に行ってきました。
【公式】OSAKA WHEEL(オオサカホイール)│EXPOCITYにいけば日本一の観覧車がある!
http://osaka-wheel.com/
というわけで大阪モノレールの万博記念公園駅に到着。
駅を出てすぐに、巨大なOSAKA WHEELが目に入ります。
OSAKA WHEELの高さは日本一の123m。世界の観覧車の中でも屈指の高さを誇るとのこと。万博記念公園の「太陽の塔」は高さ70mなので、OSAKA WHEELは太陽の塔の約2倍の高さがあります。
EXPOCITYの入口からOSAKA WHEELを見上げるとこんな感じ。ちょうどニフレルの建物の裏側に観覧車が立っています。
EXPOCITY中央に位置する空の広場からは、OSAKA WHEELの全体像を見ることができます。ゴンドラは全部で72基あり、うち2基がVIPゴンドラとなっています。世界初となる免震構造を採用した観覧車で、安全性も十分に考慮した設計を行っているとのこと。
ポケモンEXPOジムの屋根に乗っているピカチュウとOSAKA WHEEL。
©2016 Pok-émon. ©1995-2016 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
「GUNDAM SQUARE」の巨大なガンダムvsザクの立像すら、OSAKA WHEELの前では小さく見えてしまいます。
OSAKA WHEELがゆっくりと回転している様子は、以下のムービーから見ることが可能です。
EXPOCITYの観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会 観覧車外観 - YouTube
OSAKA WHEELの乗り場は、ポケモンEXPOジムの右側にあります。
「観覧車チケット」の看板が目印。
チケット売り場はこんな感じ。
チケットの価格は、乗車当日のみ購入可能な「当日チケット」が1人1000円、混雑時でも10分程度の待ち時間で乗車できる「ファスト10チケット」が1人1500円、2基限定の特別仕様のゴンドラに乗車できる「VIPチケット」はゴンドラ1基あたり8000円です。チケット売り場では乗車待ち時間やチケットの予約状況も確認できるようになっています。また、OSAKA WHEEL公式サイトでは、7月1日のオープンに先駆けて前売りチケットの販売が始まっています。
チケット売り場を抜けた先が観覧車の乗り場。
乗り場へと向かう通路は、1階から2階部分へ向かってカーブしながら上がるようになっています。
乗り場へ向かう階段が左右2カ所にあり、青色の階段が当日チケット購入者用、赤色の階段がファスト10チケットやVIPチケット専用のようでした。
乗り場から観覧車を見上げると、あまりにも巨大なため視界に収まりきらないほど。
内覧会の参加者が乗車待ちの長い行列を作っていました。
乗り場はこんな感じ。
全てのゴンドラが天井から床までスケスケの「シースルー構造」になっていて、まるで空中に浮かんでいるかのような雰囲気の中で、空からの抜群の眺望を楽しむことができるとのこと。
さっそくゴンドラに乗り込みます。
座席はこんな感じでつるんとしており、この幅で3名が座れる感じ。
床面シースルーは、最初に乗るときは少しびっくりしてしまいそう。なお、シースルーの床面が不安な人向けに、足元に敷くマットも用意されています。
スケスケの床を下から見るとこんな感じ。
ドアも透明。
天井の左右も透明なので360度あらゆる方角を見まくることが可能。観覧車の真っ白な骨組みもバッチリ見ることができます。
天井にはエアコンを搭載。
冷房/暖房と強風/弱風を切り替えられるようでした。
全ゴンドラにエアコン付きです。
ゴンドラ内は禁煙。
定員は6名となっています。
太陽の塔側にはタブレットやドリンクホルダーあり。風景を見る邪魔をしにくいようにという配慮なのか、透明。
設置されているタブレットはSONYのXperiaでした。タブレットでは、EXPOCITY内で放送中の「EXPOTV」やテレビなどを見られるようになっています。今後もさまざまなアプリを提供していく予定とのこと。
隣のゴンドラはこんな感じ。
観覧車の内側の骨組みの様子は、以下のムービーから見られます。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会 観覧車内側 - YouTube
観覧車の骨組みには、夜間のライトアップ用の照明がつけられています。
観覧車の真下は、工事の資材などが少し残っていました。
観覧車を回している駆動部も間近で見られます。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会 観覧車の駆動部 - YouTube
徐々に高度が上がってくると、北西方向に太陽の塔が見えます。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会 上がり始め・西側 - YouTube
タイミングがよければ、大阪モノレールが走る様子を、太陽の塔をバックに見ることも可能。
万博記念公園と中央環状線
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会 ゴンドラの足元に中央環状線 - YouTube
EXPOCITYを一望。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会、ピカチュウとガンダムを上から見下ろす - YouTube
ららぽーとEXPOCITY、109CINEMA
空の広場や、子ども向けの遊具があるANIPOという施設が眼下に見えます。
ホテル阪急エキスポパークと駐車場
南側を向くと、大阪市内を一望できます。
梅田スカイビルも見ることができました。
スケスケの床は高度が上がっていくと見下ろすのがおそろしくなってきます。
かなり上の方まで上がってきました。
太陽の塔を上から見られるのはなかなかレアな体験。
阪大病院と大阪モノレールの阪大病院前駅
大阪モノレールが万博記念公園駅から公園東口駅までを走行する様子を観覧車から見ると、以下のような感じです。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会 観覧車から見る大阪モノレール彩都線 - YouTube
いよいよ高さ123mのてっぺんに到達。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会、ほぼ頂上から360度ぐるり - YouTube
万博記念公園駅横の芝生がある公園
そして徐々に高度を下げていき、ららぽーとEXPOCITYの屋根が近づいてきました。右上の楕円形の部分は、館内の吹き抜けのようです。
募金140億円で作ったガンバ大阪の新スタジアム「市立吹田サッカースタジアム」
吹田JCT
東側には、ひらかたパークの観覧車も見えました。
乗降口が近づいてきました。乗車時間は約18分間です。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会 観覧車ゴール - YouTube
帰り道はこんな感じ。
帰り道の突き当たりにあるカフェ&バー「MARUMIE PLAZA」では、「マルミエドッグボックスセット」を発売。
オリジナルキャラクターのマルミエくんも駆けつけていました。
日が暮れると、観覧車全体がカラフルにライトアップされます。
万博記念公園の自然庭園に向かう橋から見るとこのように見えます
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会・夜 ライトアップされた観覧車遠景 - YouTube
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会・夜 観覧車の手前をモノレールが通過 - YouTube
ライトアップされた観覧車を乗り場から見上げるとこんな感じ。
観覧車から見た夜景は以下のムービーで確認可能です。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会・夜 EXPOCITYを眼下に上昇 - YouTube
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会、夜景・頂上から - YouTube
太陽の塔と大阪モノレール
EXPOCITYの敷地内も明るくライトアップされています。
南西側を見ると、大阪市内や尼崎方向の夜景が一望できます。
吹田JCT。手前には大阪モノレールの軌道もしっかりと見ることができます。
夜の観覧車の内側の様子は以下から。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会・夜 ライトアップされた観覧車の内側 - YouTube
革張りのシートやLEDライトを搭載した、豪華な作りの「VIPゴンドラ」の様子は以下から見ることができます。
EXPOCITY大観覧車「OSAKA WHEEL」内覧会・夜 ライトアップされた観覧車のVIPゴンドラ - YouTube
なお、OSAKA WHEELの営業時間は10時から23時まで、チケット販売および受付は22時40分までとなっています。
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