半割りメロンにひんやりフレンチトーストを詰め込んだ「メロン・ザ・ロック」を食べてきた

2016年6月21日で開店から3年目を迎えたフレンチトースト専門店Ivorish(アイボリッシュ)が、3周年記念特別メニューとして各日数量限定の「メロン・ザ・ロック」を始めました。「メロン・ザ・ロック」は半分に割ったメロンを器代わりに、メロンの果肉と冷やしたフレンチトーストを合わせて詰め込んだ夏向けの品。Ivorish渋谷店では5月23日から店舗限定メニューとして「フリットー2 マンゴー＆ココナッツ」も登場しているので、2つの限定メニューを食べに行ってきました。

生誕3周年記念特別メニュー『メロン・ザ・ロック』6月21日スタート！ | フレンチトースト専門店Ivorish（アイボリッシュ）
http://ivorish.com/news.php

Ivorish渋谷店に到着。

新聞っぽいデザインのメニューを見ると、渋谷店限定メニューの「フリットー2 マンゴー&ココナッツ」(税抜1800円)を発見。

「メロン・ザ・ロック」(税抜2000円)は別途フライヤーが用意されていました。この2つを注文したところ、メロン・ザ・ロックは18時ごろでラスト1つだったので、ギリギリセーフだった模様。

待つこと15分ほどでメロン・ザ・ロックがテーブルにやって来ました。

メロンがのっているお皿の下にドライアイスがちりばめられており、ほわほわ立ち上る白い煙がひんやり感を演出しています。

比較用に並べたのはiPhone 5s。メロンの直径が12cmほどあることがわかります。

横から見るとこんな感じ。

てっぺんにのっているのは氷ではなくクラッシュジュレ。夏らしい盛り付けになっています。

クラッシュジュレの下にはメロン果肉

その下にはサイコロ状にカットされてた冷たいフレンチトーストが入っています。

まずはメロンをひとくち。ねっとりとした食感で高級感のある甘みが口の中に広がります。メロンの上にかかっているのはココナッツソースで、メロンの香りの後にほんのりココナッツが鼻を通っていく感じ。

ジュレは少し甘めで、プルプルした食感。

フレンチトーストはほどよく冷やされているものの、食感はサクサクふわふわ。温かい食べ物の方が香りもよく感じられるのですが、冷たいフレンチトーストからも豊かなバターの香りは健在で、「さすがは専門店のフレンチトースト」と思わず納得してしまいます。

フレンチトーストとメロンはあまりない組み合わせですが、メロンを合わせるなら冷たいフレンチトーストの方が相性が良さそうです。見た目ほど量は多くないので、1人でもぺろりと食べられるようになっています。

「フリットー2 マンゴー&ココナッツ」は。メープルキャラメリゼしたフレンチトーストを一度揚げて提供するという斬新なメニュー。

1皿に2枚のフレンチトーストがのっており、片方はとろとろのカスタード入り。

もう片方はクリームチーズ入りで、マンゴーパッションソースとココナッツソースがたっぷりかけられています。

バニラアイスクリームとホイップ

いちご・カットマンゴー・ブルーベリーも添えられています。

まずはマンゴーパッションソースがかかったフレンチトーストを食べてみると、マンゴーパッションソースはまるでマンゴーの果肉かと思うほど濃厚で、甘みのあとにほのかな酸味が口の中に広がります。

直後にカットしたマンゴー果肉を食べてみると、いかにマンゴーパッションソースがマンゴー本来の味わいをいかしたソースなのかがわかります。

断面図はこうなっていて、真ん中の黄色っぽくなっている部分がクリームチーズのようです。マンゴーソースが濃厚なので、言われなければ気付かないかも。

もうひとつのフレンチトーストをカットすると、とろとろのカスタードクリームが流れ出しました。

マンゴーソースのフレンチトーストの後に食べたにもかかわらず、カスタードクリームのフレンチトーストは中がホカホカ。なめらかなクリームが熱でとろけて上品な甘みを感じます。表面はカリカリに仕上がっているので、一度揚げたことで普通のフレンチトーストでは味わえない「カリカリ」「ふわふわ」という2つの食感が同時に楽しめるようになっていました。

アツアツなのでアイスクリームをのせておくと、少しとろけていい感じ。

甘みが際立った1品ですが、添えられたフルーツのフレッシュな酸味がうれしいところ。