「iPhone 7 Plus」はデュアルレンズカメラ＆3GBメモリ＆Smart Connector搭載か

2015年から「デュアルレンズカメラ搭載iPhoneの登場」が長らくうわさされてきましたが、2016年にAppleから登場すると見られている5.5インチモデル「iPhone 7 Plus」がデュアルレンズカメラ搭載端末になると、Apple関連のアナリストとして有名なKGI証券のミンチー・クオ氏が予測しています。

Apple to Produce Single iPhone 7 Plus Model With Dual-Lens Camera and 3GB RAM - Mac Rumors
http://www.macrumors.com/2016/05/11/iphone-7-plus-single-model-3gb-ram/

iPhone 7 Plusに関する初期のうわさでは、iPhone 7 Plusはシングルレンズのカメラを搭載したモデルとデュアルレンズカメラを搭載した「プロ」モデルの2種類が登場するのではと言われていました。しかし、クオ氏による最新のレポートでは「iPhone 7 Plusはデュアルレンズカメラを搭載した端末のみリリースされる」と推測されています。もちろん、iPhone自体は4.7インチモデルと5.5インチモデルの2つがリリースされる見込みです。

また、現行モデルのiPhone 6s Plusは2GBのRAM(メモリ)を積んでいますが、iPhone 7 Plusではデュアルレンズカメラによる画像処理要求を満たすために3GBのメモリが採用される、とのこと。

以前には「iPhone 7 Plusは光学3倍ズームのデュアルレンズカメラを搭載する」という予測もありましたが、クオ氏は設計的な制約により光学ズーム機能は制限されることになるだろう、としています。

また、クオ氏のレポートではAppleのサプライヤーのひとつであるCatcher Technologyからリークしたと見られる、端末筐体の写真も公開されています。注目すべきは背面下部にある3つの点で、これはiPad Proで初めて登場した「Smart Connector」のように見えます。

Smart ConnectorはiPad Proを専用キーボードのSmart Keyboardと接続するためのもので、これを利用することでデータと電力の両方をやり取りできるようになります。つまり、Smart Connectorを搭載することでSmart Keyboardはバッテリー充電の必要がなく、BluetoothなどでiPad Proと無線接続する必要もありません。なお、iPhone 7 Plusに搭載されていると見られるSmart Connectorがどのように使用されるかは不明です。