ハードウェア

わずか250gで折りたたみ式の自撮り4Kカメラ搭載ドローン「Hover Camera」


カーボンファイバー製でわずか250gという超軽量ボディを実現した自撮り4Kカメラ搭載の折りたたみ式ドローンが「Hover Camera」です。空中に投げると目の前で静止してユーザーの姿を正面から捉えることができ、「電子スタビライズ」「自動追尾」「1300万画素写真撮影」「4Kビデオ撮影」「パノラマ撮影」「スマートフォンで操作」などの機能を搭載しています。

Hover Camera
http://gethover.com/

Hover Cameraを使っている様子は以下のムービーから見ることができます。

Introducing Hover Camera, the self-flying camera anyone can use - YouTube


Hover Cameraは四角い独特な形状をしたドローンで、手のひらから離すと……


ふわりと空中で静止します。


スティック型のカメラを搭載しており、1300万画素の写真と4K画質のムービーを撮影可能。


独自のAI技術により、ユーザーの顔と体を認識して追尾させることができます。男性が階段を降りていっても、Hover Cameraは段差に合わせて高度を変えていきます。


Wi-Fiを通じてスマートフォンアプリにHover Cameraの撮影画面を表示させ、撮影の開始・停止や、スワイプで撮影方向をコントロールすることが可能。


360度パノラマ撮影モードにすれば、Hover Cameraがぐるりと一周して周囲を撮影してくれます。


撮影が終わったらサッと手でキャッチするだけ。プロペラがむき出しでないので、子どもでも安心して使えそうです。


プロペラ部分は折りたたみ式になっており、本1冊くらいの感覚で持ち運ぶことができそう。寸法は182×132×32.5mmで、重量はわずか238g。


家族で記念撮影するときは、ふわりとドローンを浮かせるだけで……


わざわざ三脚などを立てることなく、美しい画質で写真や動画を撮影できるわけです。


IT系ニュースサイト・Re/codeによると、Hover CameraはQualcommのドローン技術を採用しており、Foxconnが製造を請け負っています。過去2年で2500万ドル(約27億8000万円)の資金を調達しており、すでに2000ユニットを製造済みとのこと。ウェブサイト上ではベータプログラムの参加者を募っており、製品化が近づいています。

Zero Zero lands $25 million for Hover Camera, selfie stick with wings | Re/code
http://recode.net/2016/04/26/the-hover-camera-a-selfie-stick-with-wings-lands-15-million-in-funding/

なお、Re/codeが撮影中のプロペラの回転音がどれくらいかわかる実機の飛行ムービーを公開しています。

Hover Camera in action - YouTube

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in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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