iPhoneを自動で分解してリサイクルするAppleのロボット「Liam」がバリバリと仕事をこなすムービー
4インチの新型「iPhone SE」や9.7インチの新型「iPad Pro」が登場したAppleの新製品発表会で、Appleは再生可能エネルギーのプロジェクトなど環境に対する取り組みを強調していました。発表会ではiPhoneを自動で分解するリサイクルロボットの「Liam」が紹介され、驚くべきスピードでiPhoneを分解する様子を収めたムービーが公開されています。
リサイクル - Apple(日本)
http://www.apple.com/jp/recycling/
Liamが実際にiPhoneを分解している様子は以下のムービーから確認可能です。
Liam – イノベーションストーリー - YouTube
画面上から台にのせられたiPhoneが流れてきます。
所定の位置までくるとストップ。
すると何かが上からかぶさって……
台座からiPhoneだけを取り出しました。
ドヤァと言わんばかりにiPhoneを持ち上げたのが、自動分解リサイクルロボットのLiamです。
ウィーンとアームを動かして……
何かの装置の前に持ってきます。
装置にiPhoneをピタッと押しつけてから引くと、なんとディスプレイだけが取り外されました。
Liamが不要になったiPhoneを分解してくれます。
iPhoneをセンサーに当てて取り出す部品を検出。
センサーにiPhoneを見せたら、すぐさま次の作業へ進むLiam。
ネジ回しがシュイーンと回転して……
取れたネジはチューブをのぼって……
リサイクル。
次に分解するのは……
SIMカードスロット。
SIMカードスロットを挟み込んでうまいこと引き抜きます。
SIMカードスロットもリサイクルへゴー。
今度は強力な吸盤が……
iPhone本体の中にあったケースだけを取り外します。
これもリサイクル。
バッテリーからは……
コバルトとリチウムを分離。
さらにカメラを取り外し……
カメラの中の金と銅を分離してくれます。
メインロジックボードからは銀とプラチナを抽出。
ペリッとはがされるロジックボード。
Liamが自動で分解してくれるおかげで、使い古したiPhoneの素材がよみがえるというわけです。
残ったケースをポイッと放り投げるLiamでした。
・つづき
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